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丸みを帯びた膨らみを揉み上げながら、奏の卑猥な珠玉を口に含んで転がしているうちに、白皙の身体を支えている左脚が小刻みに揺れ始めた。
快楽に朦朧としている身体を支えようと、壁に爪を立てる奏。
「あっ……はあぁっ…………あんっ……ううぅっ……」
降りしきるシャワーの音に混じり、敏感な艶玉をピチャピチャと舐め上げる音と奏の喘ぐ声がバスルームに響き渡る。
「ああぁぁっ……だめ…………来ちゃいっ……そ……うっ…………んあぁっ……」
怜は夢中で彼女の身体に淫らな刺激を与え、スラリとした右脚を腕で掬ったまま、指先で色濃くなった乳首を撫で擦り、舌先で花芯を嬲り続けた。
細い肢体が次第に弧を描き、奏が首筋を露わにしながらビクビクと震わせ、天を仰ぐ。
「れ……れい…………さっ……んんっ…………んああぁぁっ——」
奏が硬直して弛緩させ、達しながら壁に沿うように崩れ落ちていくと、怜はすぐさま彼女を抱き支えた。
惚けた表情の奏に、啄むように唇を重ねた彼が、長い艶髪を撫でながら問いかける。
「奏、大丈夫か?」
呆然としながらも、黙ったまま彼女は頷いた。
「まだ……終わんねぇからな?」
溢れ続けていたシャワーの蛇口を止め、バスルームを出た二人。
フワフワのバスタオルで互いの身体を拭いた後、怜はそのまま奏を抱きかかえ、寝室へと向かった。
***
ダブルベッドに奏を横たえると、怜は色白の両脚を曲げ、開脚させた。
甘露でしとどになっている陰裂に顔を寄せ、生暖かくてざらついた生き物が充血した粒を転がし始めた。
「怜さ……ん……待って…………まっ——」
「待てねぇな……」
太腿を怜に押さえ込まれ、ふっくらとした蕾を舌先で愛撫され、色白の上半身を艶かしく捩らせている奏。
「あんっ……はあぁっ…………れ……い…………さん……っ……んあぁっ」
絹糸のような艶めいた黒髪を真っ白なシーツの上で散らしている姿は、美麗な絵画のようだった。
妖艶な姿の恋人に、彼の鼓動は大きく打ち鳴らされ、息を呑む。
と同時に、激しく抱きたい衝動に駆られる怜。
彼女のセックスに対する恐怖心が取り除かれ、心身ともに解き放たれただろう奏の全てを愛し尽くしたいと思った。
怜はチェストからコンドームを数個取り出すと、奏に背を向けて装着させ、残りはヘッドレストへ放った。
奏の頭の横に両手を突き、覆い被さりながら怜が見下ろす。
獣欲に孕んだ怜の瞳の色は、逃げ場を失った小動物を捕えようとしている猛獣のようだ、と奏は思う。
「今夜は……奏を…………抱き倒すからな?」
野生的で、どこか男の艶を纏わせた瞳の怜は、美しく気高い狼を感じさせた。
怜は奏をうつ伏せにさせ、細い括れを大きな手で掴むと、強く引き寄せる。
愛液で鈍く光る膣口に陰茎を数度擦り上げた後、背後から一気に腰を突いた。