テラーノベル
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全てが繋がっている状態で、二人は強く抱きしめ合い、唇を貪り合う。
そんな中でも瑠衣の膣壁は侑の肉杭に絡みつき、尚も吐精を促そうとする。
快楽の残滓を搾り取るように、彼女の肉波が一際強く彼の欲望を締め上げると、侑は白濁の熱を更に瑠衣の中へ注いだ。
全てを出し尽くしても、二人は身体を結びつけたまま、激しく唇を奪い合い、二つの舌が抱き合うように絡めさせている。
舌同士が戯れ、ネットリとした濡れた音だけが寝室を包み、筋肉質の体躯を抱きしめている瑠衣の腕に、更に力が込められた。
ひとしきり互いの温もりを感じ取った後、侑は徐に自身を引き抜き、避妊具の処理を済ませると、瑠衣の身体を強く抱き寄せた。
「瑠衣」
こめかみに唇を落とした侑が呼び掛けると、彼女は慈愛に満ちた微笑みで彼に眼差しを向けた。
「…………好きだ」
言いながら瑠衣の小さな唇をそっと食む。
「…………たとえお前の過去に、あんな事があっても、この先、どんな事が起ころうとも、俺は…………瑠衣を絶対に離さない。俺のそばに…………ずっといろ」
侑の言葉に、瑠衣の瞳は大きく見開かれ、視界に映っている愛しい男の表情が涙で歪んでいく。
「せんせ……」
「…………何だ?」
「…………大好き。このまま…………先生の腕の中で…………命が尽きても構わないくらい……大好き」
「…………バカな事を言うな」
瑠衣は泣き笑いの表情で囁くように言葉を零すと、侑の頬が彼女の言葉で熱を纏ったせいか、徐々に赤らんだ。
彼女は躊躇うように、唇を薄ら開いたり、引き結んだりした後、懇願するように顔を歪めさせた。
「もう……私を…………離さないで…………お願いだから……離さないで……!」
「……瑠衣!」
瑠衣の切なる想いを聞き、侑は彼女を掻き抱くと、触れるだけのキスを落とす。
互いの体温が溶け込むのを感じながら、二人はベッドの上で微睡んでいると、いつしか眠りの深潭へと吸い込まれていった。
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