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「あああぁっ……いっ…………いやぁっ……はうっ……んあぁっ」
「…………嫌じゃないだろ? 娼婦のお前は…………セックスで俺を楽しませる事に……集中しろ」
侑は立膝を突き、細い腰を繋がった部分へ引き寄せると、激しく腰を突き上げた。
筋肉質の腕が括れに回され、反対の手は白皙の胸の膨らみを揉みしだき、滑らかな首筋は侑の唇に押し当てられている。
「せんせっ……ダメ…………ダメダメ……やっ…………ああぁぁっ」
ベージュブラウンの髪を振り乱し、首筋を露わにしながら天を仰いでいる瑠衣。
今まで経験した記憶がない強烈な快楽に、侑の律動は細身の身体だけでなく、頭にも衝撃が響くようだった。
「…………このまま……イカせて……やる……」
侑も達しそうなのか渋い声が掠れ始め、瑠衣の肢体を強く引き寄せ、更にスピードを上げて陰茎を突き貫く。
「せ……せんせっ……いっ…………いやぁっ……いっ…………ああぁぁっ……イくイくイッ——」
「くっ……はぁっ…………んぐっ——」
侑は止めを刺すように、大きくひと突きした瞬間、夥しい量の精が被膜越しに注がれた。
白濁を全て吐き出すまで、侑は後ろから瑠衣を抱きしめたまま、時折、身体をビクっと震わせている。
身体を離し、剛直を引き抜くと、瑠衣はうつ伏せの状態でベッドに沈み込んだ。
侑は彼女の身体を仰向けの体勢にさせ、覆い被さりながら白磁の首筋に唇を這わせた後、瑠衣の身体中に唇を落としていく。
双丘に佇む小さな果肉と、陰裂の中にある蕾を吸い上げると、小さく声を上げて身体を震わせている。
「先生……」
激しく抱いた後の惚けた瑠衣の表情に、侑の鼓動が大きく打ち鳴らされた。
「先生も…………男の人……なんですね……」
「フンッ……何を言ってるんだ?」
彼女はうっとりしながら目を閉じ、艶めいた小さな花弁が緩く弧を描く。
「…………あんなに啼いて、お前も充分に……女だろ?」
今の俺の呟きは、コイツに聞こえてしまっただろうか……?
無防備な表情の瑠衣を見ながら、侑は思う。
(それに…………コイツを抱いた後、ここを離れる時が…………一番名残惜しい)
節くれだった指先は彼女の頭を数回、そっと撫でた。