【第20話・狩猟⑤】
待ち合わせの公園に時間よりも少し早めに着くと、優斗がすでにベンチに座っていた。
莉乃に気づかずスマホをいじっているのでゆっくりと近付いた。
「わっ」
脅かすと慌てて莉乃を見た。
すぐにポケットにスマホをしまう。
「ごめん気づかなくて」
優斗はすぐに謝った。
莉乃は優斗の右側に座る。
二人は久しぶりに学校以外で肩を並べた。
「最近みんなと一緒に遊んだりできなくてごめんね……家がいろいろと大変でさ」
「別にいいよ」
優斗はこともなげに言った。
「リノの家の事情も知っているし、今こうして会えているんだから」
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