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(私と〇〇ちゃんは指を動かしていないのに、コインの上に乗った指は動き続ける。)
どうやら、降霊は成功したらしい。〇〇ちゃんは驚きつつも嬉しそうにこちらを見る。
〇〇ちゃんは尋ねる。
….
私たちは事前に聞くことを話し合い決めていた。はずなのに、
〇〇ちゃんは事前に決めていなかった質問をしている。
しかも、その質問は…。
ネットで調べた時、禁じられた質問として書いてあった。
そう叫びながら00ちゃんの方を見ると、
00ちゃんの可愛らしかった顔が、歪んでいく。
私を優しく撫でてくれた手が、変形していく
暖かく包み込んでくれるかのような優しい声が、恐ろしい低い声に変わっていく。
私の大好きな00ちゃんは、
――現代。
私の名前は、霊跡(れいせき)さざね。親の遺伝のせいで、霊的なものが見えてしまう。
そんな私は、今年から高校生。友達は今まで一人しかいなかったため、今年こそは友達を作ろうと頑張っている。
そして私にも友達と呼べる存在ができた。その子は…
「おはよ!さざねちゃん!今日は話があってさあ!」
この子、高波奈々美ちゃん。
明るく、優しい。だが時々変なことをし始める。
「おはよう。話って?」
そう尋ねると、友達は意気揚々と話し始めた。
「怪異探偵部の許可が降りたんだよお!」と、大声で叫んだ。
周りの視線が、私達に集中する。そのことが恥ずかしくなり小声で菜々美ちゃんに質問する。
「怪異探偵部…って何?」
そう聞くと、彼女は再び周りを気にせず大声で答える 。