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百はな🍑
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【テラーノベル読者の皆様へ】
数ある作品の中から、『エルフエナジー 赤黒い眼の王国』を見つけていただき、ありがとうございます。そして、ようこそお越し下さいました。私の想像から生まれた、個性豊かなキャラクターたち。そんな彼らから、最近こんな声が聞こえてくるようになりました。
「おい、作者! 私たちの紹介ページを作ってくれ!」 どうやら、登場人物たちも読者の皆様に自己紹介をしたいようです。しかも、背後からなかなか強い圧を感じまして……。これはもう、紹介するしかありませんね。というわけで、原作者の私から、個性豊かなキャラクターたちをご紹介させていただきます。どうぞ、しばしお付き合いくださいませ。
……と、その前に。
キャラクター紹介を始める前に、少しだけ真面目なお話をさせてください。
「ええっ! まだ始まらないのか? 冒頭から面白くなさそう。読むの止めようかな」
読者の皆さまから、そんなお声が聞こえてきそうですが、作品についての大切なお知らせですので、もう少しだけお付き合いいただけるとうれしいです。
【本作品についての但し書き】
『エルフエナジー 赤黒い眼の王国』は、宇宙を舞台にした戦艦もの近未来系ものではありません。本作品には、一部に刺激の強い表現が含まれています。戦闘に伴う流血描写や、科学実験に関する描写、精神的な緊張や恐怖を感じさせる場面がございます。
また、作中には「精神浸潤」と呼ばれる、他者の意識や感情に干渉する現象が登場しますが、性的な描写は一切ありません。これらの描写によって不快感を覚える読者の方もいらっしゃる可能性があるため、該当する場面には必要に応じてセンシティブな内容への注意喚起を設けております。
この作品は現代科学の知識や専門用語を取り入れながら、空想科学と異世界ファンタジーを組み合わせた、SF作品です。作中には、さまざまな科学分野で使われている専門用語が登場します。
それぞれの意味や仕組みを調べながら物語に取り入れていますが、そこは、やはり空想科学の世界。現実の科学に、作者なりの想像や独自の設定を加えています。そのため、実際の研究成果とは異なる描写や、専門用語の解釈が十分ではない部分もあるかもしれません。
どうか、関係者の読書の皆さまには、フィクションならではの世界として、温かく見守っていただければ幸いです。また、物語には政治的な駆け引きや、社会風刺を思わせる場面も登場します。ですが、これらはすべて、登場人物たちが生きる架空の世界での出来事です。現実の政党、団体、その関係者と社会制度を非難する意図は全くございません。
登場人物たちにも、それぞれの考え方や信念があります。彼らの政治的な言葉や行動は、あくまで彼ら自身の立場から生まれたものとして受け止めていただければうれしく思います。
【科学の発展を支える皆様へ】
最後に、少しだけ作者の思いをお伝えさせてください。日々、さまざまな分野で研究や技術開発に取り組んでいらっしゃる皆様に、心からの敬意と感謝を申し上げます。科学技術が発展することで、それまで分からなかった現象が少しずつ解き明かされ、私たちの暮らしは、より豊かで便利なものになってきました。けれども、科学技術は使い方によって、人々を幸せにすることもあれば、悲しい出来事を引き起こしてしまうこともあります。だからこそ、科学の力が、人々の幸せや平和のために使われてほしい。そんな願いを、この物語にも込めております。難しいことを考えずに、純粋に物語を楽しんでいただく思います。そして、読み進める中で、科学で解明できない不思議や可能性、平和の大切さについて、ほんの少しでも何かを感じていただけたなら、作者としてこれほどうれしいことはありません。
あっ、もう一つ。本作品は群像劇ですので、誰が主人公とかの設定はありません。それぞれの登場人物の立場でお楽しみ下さい。ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
……さてさて。話しがだいぶん長くなりました。
どうやら、背後が少々騒がしくなってまいりました。
「おい、作者! いつまで格好つけているんだ! お前の話しで読者が逃げたらどうするんだ!」
「私たちの紹介はまだなのですか?」
大変すみませんでした……
皆さん、ずいぶんお待ちかねのようですね(笑)。
それでは、お待たせいたしました!
個性豊かな『エルフエナジー 赤黒い眼の王国』の仲間たちを、読者の皆様にご紹介いたします。
リヴァン・カイザ(イーサム王国首相)
「読者の皆さま、はじめまして。私はイーサム王国民の幸福と国家の繁栄。それこそが、私に課せられた使命です。この物語を通じて、皆様にも我がイーサム王国の未来を見届けていただければ幸いです。……もちろん、何があっても私のことも応援していただけますよね?」
作者コメント
リヴァンはモンスター大戦後、焦土と化した王国を奇跡の復興へ導いた若き首相です。国民から英雄として敬われる一方、その穏やかな笑顔の瞳の裏には、王国の運命を揺るがす秘密が隠されています。
(初登場話: 首相秘書官が嗅いだ血の匂い)
マラー(首相補佐官)
「読者の皆様、はじめまして。首相補佐官を務めております、マラーと申します。私は、リヴァン首相の政策が円滑に進められるよう、政府各機関との調整を行い、首相の職務を陰ながら支えております。もっとも、首相が少々ご無理をなさる折には、僭越ながら苦言を呈することもございますが……。さて、かつて宇宙人が我が王国にもたらした文献によりますと、異世界の『地球』という星にある日本国にも、首相を補佐する役職や、首相が執務を行う『首相官邸』なる施設が存在するそうですな。いやはや、実に興味深い。
もし異世界を訪れる機会に恵まれましたら、ぜひ一度、日本国の首相官邸を視察し、我が国の政策運営の参考にさせていただきたいものですな」
作者コメント
マラーはリヴァンを最も近くで支える補佐官。冷静沈着で忠誠心が強く、時には父親のように首相を叱ることもある良き理解者であります。
(初登場話: 首相秘書官が嗅いだ血の匂い)
ラマズド(科学技術長官)
「読者の皆様、はじめまして。イーサム王国で科学技術大臣を務めております、ラマズドと申します。
私は長年、モンスターのゲノム研究に携わってまいりました。人間とモンスターが共に生きる未来。その実現こそが、私の掲げる理想でございます。もっとも、科学の進歩には、常に反対意見がつきまとうものです。ジン博士とは、研究に対する考え方が少々異なりましてな……。しかし、私は確信しております。
科学の可能性に限界など存在しない、と。……おっと、研究の話になると、つい熱が入ってしまいますな。
皆様も、我が王国の科学技術の発展に、どうぞご期待くださいませ」
作者コメント
ラマズドはモンスターゲノム研究の第一人者。「モンスターと人間の共生」を掲げる革新者です。その研究思想はジン博士と真っ向から対立していますが、相手の意見を最後まで聴いて反論する紳士的なラマズド長官です。
(初登場話: 首相秘書官が嗅いだ血の匂い)
スメラ・エヴィナ(首相秘書官)
「読者の皆様、はじめまして! 首相秘書官のスメラ・エヴィナと申します。私は、リヴァン首相のスケジュール管理や来客対応、各種資料の準備など、首相が円滑に公務を行えるようお手伝いをしています。実は、リヴァンとは幼い頃からの付き合いなんです。昔から何かと無理をする人なので、今でもつい心配になってしまって……。
それにしても、最近は週刊レガリアのおかげで、もう大変なんですよ!次から次へと疑惑の記事が出るものですから、官邸への問い合わせは増えるし、予定の調整にも追われるし……。
もうっ! リヴァン、少しは秘書官の身にもなってほしいものです!……あっ、いけない。つい愚痴をこぼしてしまいました。どうか今のお話は、リヴァンには内緒にしてください。お願いします」
作者コメント
スメラは聡明で、どんな困難にも決して挫けない、強い信念と優しい心の持ち主。責任感も人一倍強く、どんなときも自分の役目を果たそうと懸命に努力する一方で、大切な人を思うあまり、つい心配しすぎてしまう一面もあります。そして、そんな彼女には、ちょっと意外な特技も……?その腕前は、ぜひ物語の中でお確かめください。どうぞお楽しみに!
(初登場話: 首相秘書官が嗅いだ血の匂い)
ラッセル・ヴァイン(王国軍大佐)
「読者の皆様、初めまして。イーサム王国軍大佐、ラッセル・ヴァインだ。私は王国軍の一員として、王国の平和と国民の安全を守るため、日々剣を振るっている。また、イザリオ王子殿下の武術師範も務めている。殿下は実に熱心なお方だ。時には稽古に夢中になりすぎて、こちらが休息を勧めることもあるほどにな。だが、剣の強さとは、ただ敵を打ち倒すことではない。何のために剣を抜くのか。誰のために、その身を危険にさらすのか。私は、それこそが剣士にとって最も大切なことだと考えている。……おっと、少々堅苦しい話になってしまったな。皆様も、どうかイザリオ殿下の成長を温かく見守っていただきたい。無論、私も師範として、最後までその務めを果たすつもりだ」
作者コメント
ラッセルは王国最強クラスの実力を誇る剣士であり、イザリオ王子の武術師範。剣の腕前だけでなく、強い責任感と揺るぎない信念を持ち、高い倫理観も持ち合わせています。王国と守るべき人々のために剣を振っています。軍人としての厳格さを備える一方、王子の成長を見守る師範としての温かさも持ち合わせています。彼がその剣に込める思いとは――。ぜひ、物語の中で見届けていただければ幸いです。
(初登場話: リヴァン首相の異変)
カーン(首相官邸警備長)
「読者の皆様、初めまして。首相官邸の警備責任者を務めている、カーンだ。私の仕事は、首相官邸の安全を確保し、首相をはじめ、官邸で働くすべての者を守ることだ。警備という仕事は、何も起こらないことが一番望ましい。だが、平穏に見える場所ほど、小さな異変を見逃してはならない。……おっと、職業柄、つい堅苦しい話になってしまったな。
もしイーサム王国の首相官邸を訪れる機会があれば、遠慮なく声をかけてくれ。ただし、身分確認と手荷物検査だけは、ご協力願いたい。保安上、書類はしっかり書いてもらうかな。
それから、物語に影響されたからといって、異世界にある地球という星の日本国、その首相官邸まで訪ねていくのはやめておくように……。イーサム王国の首相官邸と同じく、突然現れれば不審者として扱われる可能性が高い。
我が国では、抵抗する者への対応について王令で厳格に定められている。日本国でどのように対応されるかは私の管轄外だが、どちらの国でも、政治の邪魔をしてはいけない。
応援したい者がいるなら、官邸へ押しかけるより、選挙活動で正々堂々と推しまくることだ。もちろん、選挙のルールとマナーは守るように。推しへの愛が強すぎて、警備員や君たちの国ではなんて言うか分からないけども、治安局に追いかけられるようでは本末転倒だからな」
作者コメント
カーンは忠誠心が高く、職務に忠実です。幼馴染でも顔パスは許さないという厳格さを持ち合わせています。星崎ヒロアの職場の警備員さんも厳格です。当たりまえですが
(初登場話: 首相秘書官が嗅いだ血の匂い)
イーサム王(イーサム王国国王)
「読者の皆さま。遠い異世界から、この物語を訪れてくださいました。ようこそ、我がイーサム王国へ。
私は、この国を治めるイーサム王です。かつての大戦で、我が王国は多くの尊い命を失いました。街は荒れ、人々が希望を失いかけたこともあります。それでも、国民は決して諦めませんでした。互いに手を取り合い、今日の平和と繁栄を築き上げてくれたのです。私は、そんな国民を心から誇りに思っています。
そして今、王国の未来を若きリヴァン首相に託しています。彼の情熱と行動力が、この国をさらに豊かにしてくれると信じているのです。もちろん、国王といえども、一人の人間にすぎません。
時には悩み、迷うこともあります。それでも、民を守るために決断しなければならないとき、私は決してその責務から逃げるつもりはありません。
……おっと、少し堅苦しい話になってしまいましたね。
どうか皆様も、我が王国の人々と、彼らが歩む未来を温かく見守ってください。そして、もし我が王国を訪れる機会がありましたら、ぜひセイラン城にもお立ち寄りください。私も、皆様とゆっくりお話ししてみたいものです」
作者コメント
イーサム王は温厚で慈悲深く、国民一人ひとりの幸せを願う一方で、国家存亡の危機に際しては、誰よりも重い決断を下す覚悟を持っています。また、国王としての威厳を備えながらも、家族を愛する一人の父親としての顔も持ち合わせています。王国の平和を願う彼が、これからどのような決断を下していくのか。
見守りください。
イザリオ王子(イーサム王国皇太子)
「読者の皆様、はじめまして。イーサム王国の王子 イザリオです。父上は、国民から深く敬愛される立派な王です。僕もいつか、父上のように国民を守り、誰からも信頼される王になりたいと思っています。でも、正直に言うと……自分にそんな大役が務まるのか、不安になることもあります。そんな僕を、いつも厳しく、時には温かく指導してくださるのが、武術師範のラッセル大尉です。剣の稽古では、まだまだ大尉に一本も取れません。悔しいですが、いつか必ず追いついてみせます!
それから、妹のエルファーナは、僕にとって大切な存在です。少々おてんばなところもありますが……。
……あっ! 今の話、エルファーナには内緒にしてくださいね。怒られると、なかなか大変なので(笑)。まだまだ未熟な僕ですが、いつの日か、父上のような立派な王になれるよう努力していきます。
どうか皆様、僕たちの歩む物語を温かく見守ってください!」
作者コメント
イザリオ様は真面目で誠実な性格ですが、時には自信を失ったり、思い悩んだりすることも。それでも、武術師範のラッセル大佐から剣術と騎士道を学び、少しずつ成長を重ねています。また、妹のエルファーナを大切に思う、優しい兄としての一面も持ち合わせています。ぜひ、イザリオ王子の成長を温かく見守って
下さい。
(初登場話:不穏な知らせ)
エルファーナ王女(イーサム王国王女)
「読者の皆様、はじめまして。イーサム王国の王女、エルファーナと申します。遠い異世界から、私たちの物語を訪ねてくださって、本当にありがとうございます。私は、お城の庭園で花々を眺めたり、小鳥たちのさえずりに耳を傾けたりする時間が大好きなんです。でも、それ以上に好きなのは、王国の人々の笑顔を見ること。父上は、いつもおっしゃっています。王族に生まれた者は、国民の幸せを第一に考えなければならない、と。私も、いつか父上やお兄様のように、誰かを守れる人になりたいと思っています。
……あっ、そういえば!
先ほど、お兄様が私のことを『おてんば』だとおっしゃっていたそうですね? もうっ、お兄様ったら!
確かに、少し好奇心が強すぎるところはありますけれど……。でも、私だって、いざというときには勇敢に行動できるんですから!ふふっ。皆様、これからも私たち兄妹を、どうぞよろしくお願いいたします」
作者コメント
エルファーナ王女は国民から愛される、イーサム王国の王女。優雅で慈愛に満ちた微笑みと、誰に対しても分け隔てなく接する優しい心の持ち主です。普段は穏やかで可憐な王女ですが、その胸の奥には、大切な人を守るためなら自ら危険に立ち向かう、揺るぎない勇気を秘めています。
兄のイザリオ王子とは仲が良く、時には兄を困らせてしまう、お茶目な一面も。しかし、彼女の本当の強さは、まだ誰も知りません。その小さな胸に秘めた勇気が、いつの日か誰かの希望となるのでしょうか。どうぞ、エルファーナ王女の活躍にもご期待ください。
(初登場話: 不穏な知らせ )
バルティス(王宮政策秘書官)
「読者の皆様、はじめまして。イーサム王国の王宮政策秘書官を務めております、バルティスと申します。
私は、国王陛下の政務を補佐するとともに、王宮で働く給仕や使用人たちの統括、各種行事の調整などを担当しております。王宮という場所は、皆様が想像される以上に慌ただしいものでございます。陛下のご公務、各国からの賓客のお迎え、王宮内のさまざまな行事……。一つとして、気を抜くことはできません。
もっとも、陛下は大変お優しいお方ですから、時にはご自身の休息を後回しにしてまで、国民のために働こうとなさいます。そのような折には、私も心を鬼にして申し上げるのです。
『陛下。どうか、本日はもうお休みくださいませ』と。ところが、陛下はいつも穏やかに微笑まれるばかりでして。まったく、困ったお方でございます。……おっと、これは王宮内だけのお話でございましたな。どうか皆様、今の話は陛下にはご内密にお願いいたします。それでは、我がイーサム王国の物語を、どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ」
作者コメント
バルティスは礼節を重んじ、常に冷静沈着。その卓越した調整力と的確な判断力は、国王から絶大な信頼を寄せられています。一見すると堅物ですが、国王の健康を気遣い、時には休息を進言するなど、温かい一面も持ち合わせています。国王への忠誠心は誰よりも強く、その責務を果たすためなら、どのような困難にも臆することはありません。王宮の平穏を陰から支えるバルティスの活躍にも、ぜひご注目ください。
(初登場話: 不穏な知らせ )
レイチェ・フォレスタ(王宮女官長)
「読者の皆様、はじめまして。王宮女官長を務めております、レイチェ・フォレスタと申します。私は、第二期リヴァン政権の頃から王宮に仕え、イザリオ王子殿下とエルファーナ王女殿下のお世話をしております。お二人が子供の頃から成長を見守ってまいりましたので、私にとっては家族のように大切な存在でございます。イザリオ殿下は、真面目で努力家でいらっしゃいました。何事にも一生懸命で、時には頑張りすぎてしまうことも……。一方、エルファーナ殿下は好奇心旺盛で、いつも周囲を明るくしてくださるお方です。ふふっ。お二人のお話なら、いくらでもございますよ。……あら、いけません。
あまりお話しすると、お二人に叱られてしまいますわね。ですが、どれほどご立派に成長なさっても、私にとっては、いつまでも大切なお二人なのです。どうか皆様も、イザリオ殿下とエルファーナ殿下を温かく見守っていただければ幸いでございます」
作者コメント
彼女は優しさと品格を備え、誰に対しても礼節を忘れません。一方で、王子と王女のことになると、母親のように心配してしまう一面もあります。華やかな王宮の舞台裏で二人の暮らしを支えながら、仕えてきた彼女だからこそ知る素顔を見守っています。イザリオ王子とエルファーナ王女を王族としてではなく、一人の人間として二人を大切に思う、温かな眼差しと、誰も知らない彼女の本当の素顔と葛藤にもご注目ください。
(初登場話:王家複製計画 “心”は誤差、王族は器)
ロスク(西の島エルフィオン 王族専用別邸 管理人)
「西の島エルフィオンにある、王族専用別邸の管理人を務めております。ロスクと申します。王家の皆様が穏やかに過ごし、安心してお休みになれるよう、別邸の環境を整えることが私の役目です。
また、武術の心得もございます。万が一の際には、身を挺して王族の皆様をお守りいたしますので、どうかご安心ください。とはいえ、何事も起こらず、皆様が心安らかに過ごされるのが一番でございます。
西の島エルフィオンは、王都とは異なる亜熱帯の島でございます。マングローブの森に囲まれ、多種多様な生き物が暮らしております。また、本国の防衛を担うエルフバリア塔もございます。
この静かで美しい島へ、ぜひ読者の皆様もお越しくださいませ」
作者コメント
ロスクは冷静な判断力と確かな実力を備え、王族のためなら迷いなく身を挺する強さを秘めています。静かな佇まいの奥にある、深い忠誠心と武人としての覚悟にもご注目ください。
(初登場話:西の島に漂う不穏さな空気)
ルーネ(西の島 王族専用別邸 女官)
「西の島にございます、王族専用別邸に仕えております。ルーネと申します。王族の皆様が快適にお過ごしになり、心穏やかにお休みいただけるよう、身の回りのお世話をさせていただいております。細やかな気配りを大切にし、皆様が不自由なくお過ごしになれるよう努めております。ロスク様と共に、この別邸と王族の皆様をお守りすることも、私の大切な務めでございます。それから……王宮女官長のレイチェ様には、いつも多くのことを学ばせていただいております。立ち居振る舞いの美しさはもちろん、どのような時にも相手を思いやるお心遣いには、深く感服しております。私もいつか、レイチェ様のように、皆様に安心してお過ごしいただける女官になれましたら幸いでございます」
作者コメント
ルーネは幅広い分野に精通し、博学多才な知識と優れた洞察力を持つ女官です。また、看護師の資格を持ち、医療や看護にも精通している。負傷者の応急処置から日々の健康管理まで、王族たちを献身的に支える頼もしい存在です。
(初登場話:西の島に漂う不穏さな空気)
ジン博士(王立科学アカデミー研究所 創設者)
「読者の皆様、はじめまして。王立科学アカデミー研究所を創設した、ジンと申します。私はこれまで、王国の科学技術と魔法技術の発展に携わってまいりました。防衛結界『エルフバリア』の考案者として知られておりますが、私の研究はそれだけにとどまりません。現在は、時空間理論と次元研究に没頭しております。未知なる領域を解き明かすことは、決して容易ではありません。しかし、まだ誰も見たことのない世界を知りたいという探究心こそが、科学を前へ進める原動力なのです。
かつて私は、ラマズド博士。いや、今はラマズド科学技術長官へ『モンスター家政婦政策』の危険性について、いち早く警告いたしました。残念ながら、その進言が受け入れられることはありませんでしたが……。それでも私は、王国の未来を案じることをやめてはいません。
科学も魔法も、使い方を誤れば、人々の暮らしを脅かす力となります。だからこそ、知識を求める者には、その力がもたらす可能性と危険性の両方を見つめてほしいのです。さて、話が長くなってしまいましたね。研究の続きがありますので、私はこの辺りで失礼いたします。皆様の未来が、より良き知恵と選択によって導かれることを願っております」
作者コメント
ジン博士は、卓越した知識と飽くなき探究心を持ちながら、科学者としての倫理観を何よりも重んじる人物です。表舞台から退いた今も、王国の未来を案じる思いは変わらず、研究への情熱を失うことなく、世界の真理を解き明かすべく未知の領域に挑み続けています。
(初登場話: 揺らぐ王国の未来 )
アルディン技官(ザルガン博士の助手を務める研究技官)
「俺はアルディン。西の島エルフィオンにあるエルフバリア塔で、従兄弟のザルガン博士と一緒に神石の観測をしている。……いや、「一緒に」っていうより、「振り回されている」と言った方が正しいかもしれない。
『アルディン、観測データを整理しろ』
『アルディン、神石の波長を再測定だ』
『アルディン、今日は夜間観測も頼む』
ザルガンってさ、本当に人使いが荒いんだよな。でも、あいつがそこまで必死になる時は、大抵、とんでもない発見が近い時なんだ。だから結局、俺も付き合っちまう。……従兄弟ってのは、そういうものなのかもしれないな。ところで、原作者の星崎ヒロア。冒頭の挨拶、ちょっと長いんだよな。もう少し手短にした方がいいんじゃないか。それから、俺とザルガンの設定にも少し不満がある。俺たちが桜の花びらみたいに咲いて散るのは構わない。けど、その分、しっかり宣伝してくれよな」
作者コメント
アルディンの圧が本当に凄い。軽口が多く、お調子者に見えるが、根は真面目で仲間思い。危機的な状況では、持ち前の冷静な判断力と行動力を発揮し、与えられた任務を確実に遂行します。
気難しいザルガン博士に振り回されることも多いが、二人の間には、長年培われた揺るぎない信頼関係がある。研究と安全の両面から博士を支える、頼れる相棒的な存在です。2人の掛け合いもぜひ注目下さいませ。
「おい、星崎ヒロア! 俺はこれから西の塔に戻るぜ。王研には、それぞれの研究に励んでいる仲間たちが大勢いるんだ。そいつらのことも、一人残らず、手抜かりなく紹介してやってくれよな!
……いいか? 頼んだぞ!」
はい。わかりました。では。王立科学アカデミー研究所で働いている研究員を
ご紹介いたします。アルディンの初登場話は西の島 エルフバリア塔です。
ルーフ・カリーニ (高度知能化モンスター主任研究員)
リヴァンの「高度知能化モンスター育成政策」を担う女性研究員です。歯に衣着せぬ性格ながら、研究への情熱は誰にも負けない努力家です。未知の技術へ果敢に挑む、王研屈指の行動派科学者です。
(初登場話: 禁忌の実験体 )
リアム(ルーフ研究室 助手)
ルーフを支える若き研究員。「姉御様」と慕うほど尊敬する一方、その想いは少しずつ恋心へと変わり始めている情報を得ています。研究と恋の狭間で奮闘する助手です。
(初登場話: 禁忌の実験体 )
カリム (王立科学アカデミー研究所 特別研究区 上席研究官)
王立科学アカデミー研究所・特別研究区を統括する上席研究官。
ルーフ・カリーニを採用し、その才能を見出した直属の上司でもあります。卓越した知性と冷静な判断力を兼ね備え、いかなる状況でも感情を表に出しません。妥協を許さぬ厳格な姿勢から、特別研究区の研究員たちに畏怖されています。目的のためなら非情な決断も辞さない一方、優れた研究者の資質を見抜く眼力を持ちます。王国屈指のエリート研究者。
(初登場話: 禁忌の実験体 )
マルビン (王立科学アカデミー研究所 施設長)
王立科学アカデミー研究所全体を統括する施設長。「特別研究区」と「一般研究区」を分離する制度をラマズド長官へ助言した人物です。特別研究区は、高度な研究成果を国家機密として保護するために設置された王研最高機密区域。厳格な守秘義務が課され、限られた研究者しか立ち入ることを許されない。その閉鎖性から、禁忌の研究が行われているとの噂も絶えず、王国の科学技術の礎を築いたジン博士でさえ立ち入りを許されないのです。自身も優れた物理学者であり、水を介した転送装置「アクアゲート」の発明者。その革新的な技術は王国の科学技術を飛躍的に発展させ、物流・防衛・研究の各分野を支える重要な基盤となっています。
(初登場話: 禁忌の実験体 )
ザルガン博士 (エルフバリア研究部門 首席研究員)
王国防衛の要であるエルフバリアの研究を専門とする権威。西の島に設置されたエルフバリア塔で、技官アルディンと共にバリアの変動や異常現象の調査・解析にあたっています。理論を重視する研究者でありながら、未知の現象への探究心は誰よりも強く、古代エルフ文明が遺した技術の解明にも挑み続けています。その研究は、王国防衛の未来を左右する重要な使命を担っています。
(初登場話: 西の島 エルフバリア塔 )
ヒロノゼウス(生物生態研究員)
相棒の鷹「セブン」と共に、西の島の神獣を調査する生態研究者です。
自然との共生を信条とし、生命改変を推進するルーフとは研究理念の違いから激しく対立しています。豊富な現地経験を武器に神獣の謎へ挑みます。
(初登場話: 禁断の育成実験 )
リアノーム (科学技術政務官)
実直な科学政務官。ラマズド長官の下で、王立科学研究所と政府をつなぐパイプ役として、両者の調整に奔走していた。科学行政に対する責任感が強く、与えられた職務を忠実に果たす人物だった。しかし、ラマズド長官のモンスター政策をめぐり、彼の運命は大きく狂わされることになります。
(初登場話: 首相秘書官が嗅いだ血の匂い)
少し重たい内容を含む、ダークなSFファンタジーの世界ですが、どうぞ肩の力を抜いて、この物語をお楽しみいただけたら嬉しく思います。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは、いよいよ本編へ。彼らの辿る運命を見届けてください。
それでは、『エルフエナジー 赤黒い眼の王国』本編の扉をお開きください。
いってらっしゃいませ。
コメント
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どのキャラにも役割と秘密がありそうで、一気に世界観が広がりましたね。特にリヴァン首相の“裏の顔”と、ラマズドとジン博士の対立構造が気になる…。スメラがどう陰謀に巻き込まれていくのか、今から楽しみです。特別研究区の"アクアゲート"も気になる伏線ですね。