コメント
7件
神の余興すぎますよ… 既に泣きそうなのは気のせいですか()
やっぱ無夜姉の物語はいい。神
rd「ぺいんと…俺、そろそろ無理だわ。ごめん。」
星の綺麗な日の夜のこと。
静かな部屋に、着信音が鳴り響いた。
その着信はらっだぁからで、
電話に出ると開口一番、
彼は呟くようにそう言った。
pe「…は?え?どゆこと?何?無理って何が?」
俺は困惑と質問で返す。
しかし、らっだぁは声を止めない。
rd「俺、そろそろ耐えられないから…みんなにありがとうって、伝えといて。」
pe「え?いやだから何の話?間違い電話じゃないよね?」
俺が焦っていると、
らっだぁは少し咳き込んでから、
俺の声を無視してまた、話し出す。
rd「”前約束した場所”、集合な?…しっかり、俺んとこ来てくれよな?」
電話越しのらっだぁは、ははっ、と笑う。
それはどこか自傷気味で、
らっだぁなのに、らっだぁじゃない、
別の何かな気がして。
pe「ら、らっ、だぁ……?」
俺は怖くなってきて、
震える手と声を抑えながら名前を呼ぶ。
電話越しのらっだぁは、
はぁ、はぁ、と息が切れていた。
苦しそうで、辛そうな呼吸音を聞いて、
俺はまた不安になる。
そんな中、あいつは一言、
rd「…大好きだったよ、ぺんちゃん。」
そう言って、電話は切れてしまった。