テラーノベル
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「今日の正午、西新宿の電鉄系ホテルの正面玄関前に、ダークグレーのスーツを着た男と待ち合わせだ。遅れずに行けよ」
「…………本気で……言ってるの?」
拓人の表情を伺いながら、チラリと横目に見た。
「日時と場所、相手の男の服装まで、あんたに伝えているのに、冗談と思うのか?」
男は呆れたようにため息をつくと、徐に財布から一万円札を五枚取り出し、彼女に手渡す。
「あんたさ、昨日着けてたような下着しか持ってないんだろ? さすがにマズいから、出先でエロいランジェリーでも買っていけば? あとは新宿までの交通費」
「あ……ああ…………ありがと……」
拓人から金を受け取ったまま、優子は視線を落とした。
「男とヤる前に、エッチなランジェリーを買うんだからさ、ノーパンとノーブラで出掛けたらいいじゃん?」
男が下衆に唇を歪めながら彼女の耳元に囁くと、節くれだった手で彼女の身体を抱き寄せ、色白の柔肉を揉みしだく。
「ちょっ…………まっ……んんっ……っ……」
尖端を指先で弾かれ、彼女が身じろぎさせていると、いつしか男の手は秘部に滑り込み、敏感な艶玉を弄っていた。
「ハッ…………あんた、筋金入りのエロだな。固くなってるし、もう濡れてるし、昨日のセックスの余韻がまだ残ってんじゃん。このまま一度イッておくか」
拓人が、背後から優子の双丘を揉み上げながら、膨らみ始めた花芯を指先で撫で擦る。
細い首筋には、男の唇が絶妙な感触で彷徨い、彼女の頬に掛かり続けている、熱い吐息。
下腹部がキューッと締め付けられ、膣からトロリと甘露が零れた。
「あっ…………い……んあぁっ…………はうっ……」
長い指先が嬲り続けている場所から、ニチュニチュと粘り気のある濡れた音が響き始めると、優子の背中は弧を描き、ビクッと身体を痙攣させる。
「ほら…………イけよ……」
男の甘やかで低い艶声が、彼女の鼓膜を妖しく揺らしている。
「やぁっ…………朝から……こんなぁあぁっ……いっ…………やあぁっ……イッ──」
拓人の指の律動が、徐々に速くなると、優子の腰がビクビクと震え、身体を硬直させた後、脱力した。
「アソコをこんなに濡らしたままで…………出掛けらんないよな? 俺が綺麗にしてやるよ……」
言いながら拓人は荒々しく彼女を押し倒し、脚を割り開くと恥裂に顔を埋め込む。
「ああぁぁぁっ……まっ…………また……イッちゃ──」
男に媚液と蕾をジュルジュルと吸い上げられ、優子は立て続けに達してしまった。
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