渡辺side
岩「じゃあ、今日はこれくらいで。」
深「ん、かいさーん、わら」
水島瑠奈 が出ていくのを確認する。
渡「……どういうことだよ、」
宮「……普通のことだよね。」
阿「あの子も生徒会なの❓」
佐「わかんないけどねぇ、笑」
渡「女は,嫌だ。」
____
渡「……美亜、一緒に帰ろう。」
美「ん…あ、ごめん、今日用事あるっ、笑」
渡「そっか、」
美「また今度、ね?」
渡「……ん、」
渡「はぁ、テレビでも見るか、」
「次のニュースです。須野玉中学校で、女子生徒の遺体が発見されました。
自殺な模様です。」
渡「っ、!?」
母「待って,翔太‼️どこいくのっ、!?」
渡「……美亜、美亜ッ、!」
美亜母「……虐められてたみたい。」
渡「ッ、うあぁぁぁ……泣 なんでっ、なんでっ、!」
宮「……翔太、」
渡「女なんか,女なんか,大っ嫌いだ‼️」
宮「……」
_____
渡「……やめてもらうしかねぇよ、笑」
吐き捨てたように笑った。
空気が凍りついた。
岩「……1学期終わるまではやめられない。1学期終わったら、検討しよう。」
深「……照、あの子と会ったことあんの。」
岩「は?なんで、」
深「幼馴染の勘です。わら」
岩「……そだね、初恋、現在進行形の初恋だよ。」
阿「なんでわかったの?あの子が初恋だって、」
岩「雰囲気?笑」
佐「え、すげ」
岩「ちげーよ、笑 名前。瑠奈、るな、」
深「よくわかんねぇけどよかったな。」
岩「俺の女のイメージ、変えてくれた人。お前らも変わるんじゃね?知らないけど」
渡「……変わる、もんか、」
宮「……」
肩に感触を感じる。
宮「……寮、戻ろっか。」
渡「…ん」
宮「……照はあの子がselector(セレクター)なんだって。」
渡「selector なんて、ほんとにいんのかよ、」
この世は少し複雑だ。
解説をすると、
俺ら9人の生徒会は、特別。 「 receptor ( レセプター ) 」
と呼ばれる、何か悩みを持っている、人間。
一人ずつ何かしらあり、それは自分にはわからないこともある。
それを解決してくれるなど、
条件はわからないが、その人を見るとなんか気持ちが違ってくるらしい。
他の人で言う、恋。
それをさせるのが、selector。
別にselectorじゃないとかそうだとかじゃなくて、堕としたらselectorになる。
照のselector は、水島 瑠奈 だと言うこと。
宮「……俺らも堕ちるかもしんないもんなぁ、」
渡「……怖いな。」
しかも、俺らには一目惚れの要素もある。
恋に堕ちると、制御が効かなくなり、とんでもなく愛おしくなるらしい。知らないけど。
宮「翔太が甘々、想像できねぇ、笑」
渡「俺だって、笑」
宮「でも可能性はあるんでしょ?してみたらいいじゃん」
渡「恋なんて、楽しいわけない。」
宮「……だねっ,笑」
幼馴染が寂しそうに笑うのを、俺は見逃さなかった。
岩本side
はぁッ、はぁッ、
急げ、急げッ、‼️
岩「せぇーふ!」
先生「あぁい、10分遅れです。おはようございます。」
岩「えぇ、そんなぁ……」
先生「今健康観察してるから。次、花岡さん、」
「はいッ、♡」
先生「深澤……は、いないのか。」
ん、?
ふっか、遅刻?珍しいな。
先生「……ん、深澤は休み?まぁ、いっか。」
え、休み?あいつが?
風邪でも引いたのだろうか。
心配だな、
次の日。
先生「花岡〜、」
「はい〜、♡」
先生「深澤…は、」
今日も休み?
深「おはようございますッ、‼️わら」
先生「おぉ、おはよう。」
宮「……何かあったの、?」
深「いや、階段で転けて、笑」
舘さんが言ってるのはきっと,腕の傷のことだ。
だけど頬にも青い痕があるし,隈ができている。
俺はそれを見逃さなかった__
コメント
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ふっか大丈夫かな〜?💦 続き楽しみにしてるね〜♪
ふっか何事 … ? 設定の作り方神すぎる話
ふっか大丈夫か〜!? 続き気になる!(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク