「悪い、雫」
「ううん、気にしないで。仕事頑張ってね」
「飯ちゃんと食えよ。限界がきたら小次郎の店に行け。またな」
「はーい、またね」
なるべくいつも通りを装って、明るい声を出す。
そして通話を切ってため息を一つ。
「2週間かーー」
仕事の休憩中、休憩所でミルクティーを飲んでいたら、マナーモードのスマホが震えた。画面を見たら日中あまり電話してこない大和さん。
出てみると、上司が急病で入院してしまい、その仕事を肩代わりした為、残業が続くから今日から長くて2週間は会えないという話だった。
声だけでわかるくらい疲れてたな。大丈夫なのかな、大和さん……。
「何かあった?」
「なんか大和さん、仕事のトラブルでしばらく会えないみたい」
「あらそう、じゃあ今日雨宮くんと飲みに行くけど一緒に行く?」
「えっ?雨宮くんとあいちゃん、二人で飲みに行く仲になったの?」
私と一緒に休憩******
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