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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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◇◇◇◇◇


本日、異世界12日目!


7日目〜今日12日目まで、効率を上げるために、東の森の手前でスライム討伐を繰り返して、ようやく、なかまのみんながレベル3なった。やっぱり、効率ですよね!

冒険者ランクは、昨日までで、ひとつ上がって17(黒7)になっている。


「それじゃ、今日は終わりにしましょう!」


カグヤ様号で、街に戻り、ギルドで報告も終えて、モニカさんの部屋に向かう。


部屋に入る前にお手伝いさんに、モニカさんが今日の昼から少し様子がおかしいと聞いた。

昨日までは、だいぶ元気になっていたんだけどなぁ。どうしたんやろか?


「モニカさん!入りますよ。

今日は体調良くないんですか?」


「あ、ユメさん!体調は変わってません。

今日はちょっと。

あ、皆さん入ってドアを閉めてください!」


うーん。別に様子は変わらないけど。なんか慌ててるな。


「あのですね、ユメさんにお願いがあります!

もう、私も不思議なんですけど、急に気を失って、気づいたら白い部屋にいたんです。」


え?白い部屋?え?なんか、あれですか?


「そこに、白いおじいちゃんがいらっしゃって、神様でした。夢かと思ったんですけど。」


あーーー!やっちゃったよ。間違いない。

それ知ってるやつやー。

再天啓来たか!?

今更でしょ!どうして今なん!


「あ、僕たちも知ってる神様だと思いますよ。

それは本物です。

優しい人なので、信用してもいいと思いますけど、再天啓ってそんな感じなんですね?

知らなかった。

で、何のジョブを授かったんですか?」


「違います……。

再天啓は、頭の中に突然降りてくると聞いています。

ユメさんたちは知ってたみたいですけど、こんなの今まで聞いたことありません。

それに、まだ、ジョブは授かっていません。」


また、訳分からんことになってるな。

神様は何したんやろ?

僕たちのことかな?

なぜ伝言ゲームするの?


「何があったのか、教えてもらえますか?

たぶん、僕たちが関わってますよね?」


「あの小僧、何しとんねん!」


「あ、小僧って神様のことです。

気にしないでください。

で、何がありました?」


「はい、神様から、今でも冒険者になりたいんだな?って聞かれたので、はいと答えました。

それなら、ユメさんと契約してみなさいとおっしゃってくださいました。

契約できれば、ジョブはユニークになるので、今からでもやっていけるだろうと。

ユメさんならたぶん受け入れてくれるとおっしゃってました。

契約後のことは、契約してから、カグヤ様、ハガネさん、コガネさんの先輩たちに聞きなさいと。

そして、現実の世界に戻りました。」


はーーーーー?

何言ってるんですか?

神様!

もういつも想像の斜め上から来る!

契約って、なかまになるってことでしょ!

テイムするってことでしょ!

モンスターじゃないのに、テイムするの?

そんな設定になってなかったよね?



「ユメさん!お願いします!

私にできることなら、なんでもします!

私と契約してください!」


<モニカがなかまにして欲しそうにこちらを見ています。

なかまにしますか?>


うわー、出た。久しぶりに見た。

ほんまにテイムやん。


「ごめん!ちょっと待って!」


そんな設定でしたっけ?


〈スーパーテイマー〉

モンスターなどをなかまにできる職業。


モンスターなど!

『など』やったんや。見逃しとった。

などはなんでもありっちゅうこっちゃな。

スーパーってどんだけスーパーやねん。


「あ、システム的には、問題なさそうですね。

僕は、契約してもいいです。

カグヤ様、ハガネさん、コガネさんはどうですか?」


「ええに決まってるやろ。」

「もちろん、いいですよ。」

「そうなんだよ。」



「モニカさん、僕たちは、あなたを受け入れます。ただし、親代わりである、ソフィアさんには、確認してからにしませんか?」


「うーん、そうですね。絶対に説得します!

受け入れてくれて、ありがとうございます!」


それから、ソフィアさんが帰ってくるまで、モニカさんの部屋で待つことにした。


◇◇◇◇◇


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