コメント
2件
今回は乙女解剖を元にストーリー作りました
MVに出てくる女の子の名前がわからないので架空です
恋があのMVの子です
ピンポーン
「こんな早くにごめんなさい」
「今、大丈夫ですか?」
乙女解剖
また、今日もあの子が来た
私に異常に執着してくる子。
いつも高校で「私たち仲良いよね?」みたいな態度で来る
後輩の早乙女 恋ちゃん。
あの子はなぜか私にすり寄ってきてちょっとうざい。
あの子のせいで私の周りにはなんだか近寄っては行けない、
みたいな空気感になってる気がして。
でも恋ちゃんを傷つけたい訳じゃないし、出来れば穏便に済ませたい。
だからこそ、この時間感覚がバグって深夜2時を
「早くにごめん」とか言って家に来るあの子を無視できない。
無視して、より酷いことになっても嫌だから。
でも私だって人間だ、そろそろメンタルが限界。
今日こそはあの子にしっかりキツく言って、
もう深夜に家に来ないように説得しなきゃ……
あ、そーいやさっさと出なきゃ……
「はーい……」
いまさっきまで寝てたせいで眠いけど、何とか着替えてドアを開けた
「あ、おはようございます凛先輩!
相変わらず早起きですね」
早起き……私も一緒に体内時計が狂っていると思ってるのかな……?
「そういえば今日はちょっと出るの遅かったですけど、
何かあったんですか?」
普通はこんなの踏み込まなくない?
まぁ別に考えてたこと以外はやましい事ないからいいけど……
「あ、ごめん……ちょっと眠過ぎてさ」
「そうですか、じゃあいつも通り例の公園行きましょうか」
この子はいつも深夜2時ぴったりに来ていつも同じ公園に誘う。
なんだかもう慣れてしまった。でもさすがに眠いからな……
後で話をつけてしまおう。
「やっぱりちょっと遠いですよね、この公園」
「まぁそうかもね…」
恋side
いつも私の突然な誘いに付き合ってくれる先輩が好きだ
私は先輩とブランコを漕ぐ時間が一日で一番好きだ。
先輩とたった2人でギシギシと音を立てる
五月蝿いブランコを漕ぎながらゆっくり話をする。
「先輩っていつも私の誘いに付き合ってくれますよね」
「まぁ…やることも無いからね」
「そうなんですね」
なんだか気まずいな……
「ねぇ、恋ちゃん」
「なんですか?」
「恋ちゃんがさ、いつも誘ってくれるのは嬉しいよ
でもさ、ちょっと……度が過ぎるかなって……」
はぁ、…………はーっ……はぁー………………!
なんだか動悸がしてきた
また嫌われた
また突き放された
また裏切られた
なんならこのまま死んでしまいたいくらいだ
またやっちゃった………
集会にて
「えー、昨日……3年生の凛さんと、2年生の恋さんが亡くなりました。」
終わり 長いね!!