俺はどこで間違ってしまったのだろうか。
アルコールのせいで判断の鈍った頭で考えても、頭痛だけが酷くなるばかりで答えは出ないし、今すぐに追いかけたいのに、”好き”以外、君に伝えたい言葉が思いつかない。
「ああ、そうか……。そうだよな」
結局、俺が今までやっていたことはただの自己満足で、一花ちゃんの気持ちを何ひとつ考えず、困らせてばかりだった。
迷惑でしかなかったんだ。
自分のことばかりで、そんな当然のことに気付かなかったなんて。
「……最低だな、俺は……」
最後の言葉を言う一花ちゃんの声が耳に残っている。
震えていて今にも泣きだしそうな、そんな声。
優しくて、繊細で、人の痛みを自分のことのように感じてしまう君だから、言いたくもない言葉を言わせるところまで追い詰めてしまった。
本当にごめん。君を苦しませたかったわけじゃない。
ただ笑ってほしくて
もう二度と離れたくなくて*****************************
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