深呼吸をして冷静になってきた。
状況的に関係を持ってしまったことは間違いないだろう。だんだん思い出してきた。
酔っ払いすぎた私は、爽太君に自分からキスをした。そして「まだ帰らないで欲しい」と言った。そして部屋に私を送り届けるなりすぐに帰ろうとした爽太君にまた自分からキスをして、抱きついた。
──どう考えても全ての罪は私にある。
とにかく服を着よう。爽太君を起こさないように布団から出ようとしたら手が伸びてきて、後ろから抱きかかえられた。
「そ、爽太君!?」
「SELEN、おはよう」
「おはよう……ございます……」
「お前、めちゃくちゃ可愛かった」
「……え?」
「普段はおとなしいのに、ベッドの中では甘えるタイプなんだな」
それは覚えていない。
私は裸のまま爽太君の腕の中で固*****
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コメント
1件
これ、影武者を拒んだら主人公も処されるパターン…?