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【sxxn】花街の最上級花魁、実は男でした。

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【sxxn】花街の最上級花魁、実は男でした。

1 - 【sxxn】花街の最上級花魁、実は男でした。

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2025年11月28日

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あらすじ必読

***



「はっ!?すch、、、」


「えっ!?いるm、、、」


となったのが、大体1か月前くらい。

たまたま、妓楼で『翠玉』の名前で働いていた俺のところに、幼馴染みだったいるまちゃん、、、いや、上級貴族家の跡取りである紫紺様がいらっしゃった。

最初はお互いに、ここにあるお互いの存在を聞いていなかったから呆然としていた。

でも、いろいろあって俺の許嫁だった紫紺様を、俺が見間違えるはずがない。

綺麗だけどクセがあってはねやすい紫色の髪、光に反射して艶めかしく光る金色の瞳。

猫のようにつり上がった目に、チラリと見える牙のように鋭い犬歯。

もちろん、ずっと前に別れた時以来だから、大人になっているし変わっているところもいっぱいある。

だけど、それは間違いなく『いるまちゃん』だった。

ちなみに、俺がいるまちゃんの許嫁だった理由は、いるまちゃんが‪α‬で俺がΩだから。

そして幼馴染み同士で都合が良かったから。

それだけの理由だけど、俺は確かにいるまちゃんの許嫁で、いるまちゃんがちゃんと好きだった。

だけど、家の事情で妓楼に売り飛ばされることになった。

まあ俺が男だってみんな知ってるし、今まで誰とも肌を重ねたことはないけど。

それに、ヒートのときはみんな配慮して仕事休ませてくれるから。

さて、話を戻すけど、紫紺様は俺がここで働いているのをそういう経緯で知ると、、、


「よっ、翠玉。1日ぶり。」


「ホント、金持ちってすごいよねぇ、、、」


毎日のように会いに来てくれている。

特別なことは何もしないし、将棋とか話とかするだけだけど、それでも俺は一応花魁だ。

1回顔を合わせるだけで普通の人が働く給料1年分の金子は吹っ飛んでいく。

それを、、、ここ1ヶ月毎日来ているということは、、、流石金持ちということになる。

まあ、妓楼は繁盛するし、俺の知名度も上がるから良いんだけど。


「紫紺様は良いんですか?こんなところに来ていると知られれば、マスコミの良い標的になると思うんですけど、、、」


「あぁ、うちの従者が優秀だから、そこら辺は特に問題ない。黙らせてる。」


ちなみに、紫紺様の従者っていうのは、俺達のもう1人の幼馴染みのひまちゃんだ。

今の呼び名は確か、紅月だったかな?

本名は暇捺で名前が長いから、俺は『ひまちゃん』って呼んでいた。

紫紺様に褒められると、紅月様はニヤッと俺に向かってドヤり、「光栄です」と頭を下げた。

え、なんでドヤられた、、、??


「てか、それよりも早く認めてくんね?」


「いやぁ、、、いろいろありまして。」


紫紺様が仰る『認める』というのは、俺の身請けのことだ。

どうやら、紫紺様は昔、半ば強制的に許嫁にされていた俺を相当気に入っていたようで、再び俺を取り戻そうとそういう話をしてきた。

妓女としては嬉しいし、この上ない誘いなのだが、俺は少し事情が違う。

もちろん、身請けが嫌なわけではない。

初恋の恋心が消え去ったわけではないし、俺だって承認したい。

だけど俺の立場は花魁だ。

男だとしても、花魁の地位を獲得して『翠玉花魁』と禿達に慕われている自覚はある。

そんな小さくて可愛い子達を、ひとりぼっちにして置いていくのにはちょっと気が引ける。

というのが、俺が身請けを断り続けている理由だ。

向こうが迫ってきても、こちらがそれを承認しない限り身請けは成立しないから、紫紺様はこうやって時々催促してくるのだ。


「まあ、、、また振り向いてくれるまで待つつもりだけど。、、、縁談の話が持ち上がってさ。」


「っえ、、?」


「俺がここに通い詰めているのが親父にバレたらしい。妓楼で身請けした人はどうしても妾にしかできないから、早く正妻を決めろって。」


───寿知以外に興味なんてないのに。

そう呟かれた紫紺様の声に、俺の初恋の心は歓喜で震える。

両想いなのに、俺の勝手な気分でそれを断り続けてしまっている。

それは、俺の心を締め付けた。


***


いつも通り、紫紺様が日が昇る前にお帰りになってから、俺は風呂に向かった。

部屋に焚きしめられていた香の強い香りが落ちなくて、俺は嘆息する。

俺が風呂に入る時だけは、風呂に続く扉の前に看板をかける。

みんなも、男の身体を見慣れていたとしても、やっぱり同じ『妓女』として働く相手の陰茎なんて見たくないよねぇ、、、。

そう思いながら手早く身体と髪を洗って、風呂から上がると、いつも面倒を見ている禿達がいた。


「翠玉おいらん、紫紺さまの申し出断っちゃうの?」


開口一番そう言った禿達は、どこか悲しそうな、寂しそうな顔をしていた。

どうしてそんな顔をするのだろうと思いながら、俺はしゃがんで禿達に視線を合わせ、微笑みかけた。


「うん。みんなをひとりにしたくないからね。」


そう答え手立ち上がると、禿達は「やっぱり、、、」と言って俯いた。

そして、みんなで繋いでいた手をお互いに強く握りしめると、キッと顔を上げた。

そして、襦袢と薄い着物だけを着ている俺を囲うように抱きつく。

そして、みんな揃って、俺を泣きそうな目で見上げた。


「翠玉おいらん、がまんしてる。」


「っ、、え?」


「翠玉おいらん、紫紺さまのこと好きなのに、わっち達のためにがまんしてる!」


禿達の悲鳴のような声に、俺は思わず目を見開く。

ボロボロと泣き出してしまった禿達をどうやって慰めたら良いのかわからず、俺はオロオロとするばかりだ。

そうしていると、禿達の中でもいちばん年長の禿が、俺が来ている着物の袂を引っ張った。


「自分達のせいで、翠玉花魁に我慢して欲しくないんだよ。幸せになって欲しいんだよ。」


ずっと泣くのを我慢していたその子は、それだけ言って唇を噛むと、俯いた。

ポタポタッ、と床にその子のものであろう涙の雫が落ちた。

そんな禿達の様子を見て、俺は1度だけ大きく深呼吸をして決心すると、ひとりひとりの頭を撫でてあげた。


「ありがとう、みんな。『俺』、決めるよ。」


俺はそう言って、みんなに向かって優しく微笑んであげた。

みんなは、そんな俺を見て、泣きながらも笑って、頷いてくれた。


***


その日の夜もまた、紫紺様はいらしてくださった。

いつも通り、お忍びの格好で紅月様を連れて。

そんな紫紺様のお猪口にアルコールが弱めのお酒を注いであげて、俺はその正面に座る。

いつもはすぐに喋り始める紫紺様は、俺がどこか緊張した顔をしていたからか、何も言わなかった。

紫紺様がお猪口に入っているお酒を全部飲み干すまで、ふたりの間の沈黙は続いた。

紅月様は、いつの間にか部屋の外へ出ていた。

何かあると思って、気を利かせてくれたのだろうか。


「紫紺様。」


「ん、どした?」


俺が少し上ずった声で呼ぶと、紫紺様はいつも通り優しく応えてくれた。

そんな紫紺様の優しさにトクリと心臓が鳴り、まだ俺はこの人が好きなのだと再確認する。

そして、俺は1度大きく深呼吸をして、紫紺様に問いかけた。


「身請けのあの話は、まだ破棄されていらっしゃらないですよね。」


「え?まあそうだな。破棄したつもりはないけど、、、ッ、まさか!!」


ガタンッ、と大きな音を立てて紫紺様が立ち上がり、大きく目を見開いて俺を見下ろす。

そんな紫紺様を見上げて、俺は優しく微笑んだ。


「決めました。『私』、翠玉は紫紺様の身請けをお受けいたしましょう。」


そう言うやいなや、紫紺様は俺の頬骨をなぞり、やや荒々しく接吻した。

驚いたけれど嬉しくて、俺はそれに身を任せるように目を閉じる。

一瞬の浮遊感の後、背中に柔らかい布団の感覚がした。

目を開けると、紫紺様が俺を寝台に押し倒して、その上に覆いかぶさっていた。


「じゃあ、良いよな?番っても。」


紫紺様に問われて、俺はこくりと頷く。

すると、紫紺様はするりと俺の着物の帯を解き、脱がせる。

そして自分の着物も脱ぎ捨て、お互いに一糸纏わぬ姿で唇を合わせた。

紫紺様の舌が口の中に入ってきて、俺の舌と絡み合う。

くちゅ、くちゅ、と控えめな音を立てて絡み合ったあとは、ゆっくりと口を離された。

つーっ、、、と銀色の糸が引き、俺と紫紺様の目が合わさる。

紫紺様の手が優しく俺の肌に触れ、その手触りを楽しむように愛撫された。

その後、優しく乳首に触れ、コリコリッと弄られる。


「ん、、、ッ、あ、、んッ、、、♡」


思わず声を漏らしてしまい、俺は慌てて口を覆う。

そんな俺を見て、紫紺様は楽しそうに笑った。

そして、ぺろりと俺の首筋を舐めると、、、ガブリと噛み付く。


「あ”、、、ッッ、、!!」


痺れるような痛みが走り、でもそれが気持ち良くて、ぞくぞくする。

声を上げた俺を口を紫紺様はもう一度自らの口で塞いだ。

乳首を弄っていた紫紺様の手が下に下りる。

脇腹、腹、尻、そして、ゆっくりと太腿を撫でられ、俺は自分の陰茎が勃起するのがわかった。


「し、、こん、さまぁ、、、ッ、、♡」


「いるま。紫紺じゃなくているまって呼べ。」


「いる、、、ッま、ちゃ、、、、ッ♡」


「ん、よく出来ました。何本がいい?」


突然聞かれて、俺は頭が回らないまま、適当に「さん、、、?」と答えた。

紫紺様、、、いや、いるまちゃんは驚いたような顔をし、それから少し頬を赤らめて俺の耳元で囁いた。


───お前、意外と淫乱だったりする?


いんらん、の意味がわからなくて、俺はこてんと首を傾げる。

そんな俺を見ているまちゃんは、ふはっ、と笑い、俺のナカに指を突っ込んだ。


「ひッ、く”ッ!?、っあ”、、ッん///♡」


そのままナカで指を動かされ、俺はかつてない快楽に溺れる。

口を覆っていた手で布団を掴み、何とか理性がぶっ飛ばないようにしているが、既にもう何もわからなくなっていた。

そんな俺の様子も知らずに、いるまちゃんはどんどん指を突っ込み、動かす。

2本目、、3本目を突っ込まれたところで、いるまちゃんは指を入れるのをやめた。

そして、ぎゅうぎゅうに締まった俺のナカで、入れた3本の指をバラバラに動かす。


「ひュッ、あ””~ーーッ、んあッッ、んッ///♡♡」


ビンビンに勃って固くなっていた俺のモノが、びゅるるるるるるっ、と勢い良く白い液体を吐き出した。

いるまちゃんはそれを見てボソリと「やっぱ淫乱じゃんw」と呟き、ゆっくり指を抜いた。


「あ”ッッ、、、んあ”ッ♡♡」


抜く時にイイトコロを擦られて、また俺はびゅるるるっと射精する。

いるまちゃんは俺の頭の両側に手を置いて俺に覆い被さり、俺に接吻した。

俺はM字開脚をしたまま深い接吻に溺れていた。

だから、気が付かなかった。

アナの入口に、いるまちゃんの勃起した陰茎の先が当たっていたことに。


ぬプッぷッーー〜♡


愛液を垂らしまくっていた俺のナカに、いるまちゃんのモノが入ってくる。

あまりの熱さと痛みに、俺は声もなく喘ぎ、身体を反らせた。

ナカから血が垂れてるのがわかる。

ハジメテだから、仕方がないのかもしれないけど。

いるまちゃんはゆっくりと状態を起こして、自分のモノを更に奥に進める。

そして、腰を動かし始めた。


ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ♡


「あッ、あんっ、ッぅ、いる、っまちゃ、、♡♡」


喘ぎながら俺がいるまちゃんを見ると、いるまちゃんは優しく微笑んだ。

だけど、セックスは優しくなくて、いるまちゃんはもっと腰を激しく動かす。

俺のイイトコロを探すように、自分のモノを更に奥に進めるように。


ぐぽっ、ぐっぽんッッッッ♡♡♡♡


「ぁ”ひぃッ♡〜ーーー〜ッッッ///♡♡♡」


結腸を突き上げられて、俺はまた激しく射精して身体を反らせる。

ぷしゃああああっ、と潮も吹いてしまい、俺は羞恥心で顔を覆った。

その俺の手首に、いるまちゃんはそっと触れる。


「覆う必要ないだろ。可愛い顔してんだから。」


その言葉に、俺はまたぞくぞくしてイく。

もうどうしようもなかった。

初めての快楽に溺れて、大好きな人に抱かれて、喜んでいるのを嫌でも感じた。


「いる、、、ッちゃ、、ッ、、好き、、、っ♡♡」


「うん。俺も、すちを愛してる。♡」


────「愛してる」。

その言葉に興奮して、俺はびゅるびゅるとみっともなく射精する。

それと同時にナカが締め付けられ、いるまちゃんが初めて苦しそうな顔を見せた。

真っ赤な顔で理性を留めるのに必死になり、俺の頬に俺に覆い被さったいるまちゃんの髪が触れる。

そんないるまちゃんの頬に手を伸ばして触れ、俺は笑った。


「いい、、ッよ?ナカに、、ッ射精して、、、?♡」

「いるまちゃんの、、ッッ、、、ほしい、、っ!♡♡」


その瞬間、いるまちゃんは目を見開き、俺の唇と自分の唇を合わせる。

同時に、お腹に熱いものが勢いよく注がれて、俺は言葉にならない喘ぎ声を上げた。

気持ち良くて、俺も射精する。

唇を離した俺達は、お互いに赤らんだ頬を隠さず、微笑みあった。

俺に初めて、番ができた瞬間だった。


***


「すちー!!」


玄関の方から『夫』の声が聞こえてきて、俺は慌てて玄関に向かった。

夜ご飯の下準備で料理をしていたら楽しくなって、そのまま没頭してしまっていたんだ。

玄関に向かうと、疲労が色濃く出たいるまちゃんが俺に抱きついてきた。


「ちょっ、、、せめて上がってからに、、」


言いかけて、やめた。

長期任務のせいでなかなか帰って来られず、疲労も溜まっているいるまちゃんにこれ以上無理をさせたくなかったから。

すっかり甘えたさんモードに入ったいるまちゃんのジャケットを脱がせ、ひまちゃんに渡す。


「これ、片付けお願いしてもいい?」


「りー。代わりにいるまの世話頼むわ。すちエネルギーが足りないーってずっと言っててさ。」


「おぉw、重症だね。了解。」


ひまちゃんといるまちゃんと俺との間では、他の人がいないところではみんな本名で呼び合おうってことになってる。

だから、俺はいるまちゃんの頭をぺしぺし叩きながら「いるまちゃーん、いるまちゃーん?」と呼びまくる。

反応がないけど意識はあるから、俺は何とかいるまちゃんの自室までいるまちゃんを引っ張っていき、ベッドに腰かけさせる。

俺はその隣に座って、頬に口付けた。


「おかえり、いるまちゃん。」


「ん、、、ただいま。すち。」


そう言うと、いるまちゃんは俺の頬に触れて自分の方を向かせ、接吻する。

俺もそれを受け入れ、目を閉じた。


「ん、、、すち、、、の匂い。ヒート近い?」


「そうだね。もうそろそろかな?」


「じゃあ仕事休む。家にいるから。」


「気にしなくていいのに。」


「心配だから。」


「あれ、サボる口実じゃなかったの?」


「………。」


「否定して欲しかったかな。w」


「心配なのも本心だし。」


いるまちゃんはそう言って唇を尖らせる。

長期仕事帰りのいるまちゃんは、いつもこんな感じだ。

甘えたさんになって帰ってくる。

まあ、そんなところも可愛いけど。


「すち、、、ヤりたい。」


「ご飯食べて、歯磨きして、お風呂入ってからね。じゃないとダメです。」


「……わかった。じゃあ。」


そう言うと、いるまちゃんは俺を押し倒し、その上に覆い被さる。

────じゃあ、キスだけ。

いるまちゃんのその言葉は省略されたけど、やっぱりいつものことなので何も言わずに頷いた。




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