テラーノベル
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羽海汐遠
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#創作BL
灯依
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自分が死んだ時の感覚を今でも覚えている。
自分の体から大量に血が流れた。それを認識した瞬間に体に痛みが走る。これは死ぬ、と思った。
念願の死ではあるが、死んでも現世に留まり続ける(この現象は外れ値である)のならば死んだって意味がない。せいぜい、庇ったやつの様子を見るくらいだ。
死んだ後から、漠然と霊としての本能が湧き上がってくる。誰かを道連れにしたい、誰かを死なせないと気が済まない………だがそんなこと自分が許すわけない。それに、元々──死ぬ前であれ───自分は──いいや、無駄なことを考えるのはよそう。記憶が混雑しているだけだ、きっと。
この世界の疑問であれ、自分の夢であれ、1人で解決するだけだ。そういうのには慣れている。早くこの世界が終わればいいのにと思う。そしたら、終わった後にまた──
─幸せな夢を見よう。
コメント
1件
一応本編です いつになるかは知りませんがチャットノベル版も作る予定です