TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
不登校のわたし

不登校のわたし

「不登校のわたし」のメインビジュアル

14

核心

♥

1

2021年12月17日

シェアするシェアする
報告する

今日でちょうど一ヶ月が経った。


私が休んでから。


そういえば、友達から心配のLINEが何件も届いていたが、まるで見る気になれていない。


心配をかけているという事実に申し訳のなさが募って、つい目を背けてしまった。


その後、親からあるLINEが届いたことも原因の1つなのだが…。




LINEには淡々とこう書いてあった。




『いったい、いつから学校に行くつもりなの?』


『もう行く気ないの?』




辞めるの?




私は、やっと恐怖というものを感じた。



相手は本気。


それがますます、この言葉にリアリティを与えた。


『辞めたくない』


今の私にはこれが精一杯だった。


その後、既読がついたかと思えば、


『…じゃあ』


『先生と話すから明日学校行くよ、いいね』


一方的なやり取りに、私の意見は必要とされてないようだった。




私はもちろん抵抗した。


『行きたくない』


『辛い』


『どうしても行きたくない』


嫌だったのに、涙まで見せてしまった。


親は諦めた様子だったが、この調子では次がいつ来てもおかしくはなく。


私はただ茫然とする日々から一転して、怒涛の日々を過ごす事になるのだった。

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚