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『やばっ』


私は動くことも出来ずに体は吹っ飛んでいった


三雲「朱南さん!!」


『………い”った……』


倒れた体を起こすと目の前に盾があった


これは遊真の黒トリガーブラックトリガー


『ありがと遊真』


空閑「あぁ。……なぁ、 もしおれらが一般人だったらどうするつもりだよ」


米屋「うおっマジか、この距離で防いだ!」


空閑「あのさ、ボーダーに迅さんっているだろ?おれのこと訊いてみてくれない?」


『一応知り合いなんですけど……』


三雲「そ、そうです!迅さんに訊いてもらえばわかるはずです!こいつが他の近界民ネイバーとはちがうって…」


三輪「……迅だと……? 」


迅という名前を聞いた途端三輪先輩の表情が険しくなった


三輪「やっぱり一枚噛んでたか……裏切り者・・・・の玉狛が……!」


裏切り者


そんな言葉を聞いて


自分に向けられたものではないと分かっている


分かっているけど


どうしても


三輪「どけ三雲、俺たちは城戸司令の特命で動いている。」


なにか言っている


大事なことを言っているのに


何も頭に入ってこない


ここは寒いのに体が暑くて背中がチクチクして汗が流れる感覚がする


空閑「……シュナ」


『え、あ何?』


目の前にいたの間にかトリガーを起動していた遊真がいた


空閑「シュナもオサムたちに付いてろ」


きっと三輪先輩たちと戦うのだろう


『……私もやる』


そう言ってトリガーに手を掛ける


空閑「だめだ。用があるのはおれだ。」


『けどこの人数はキツイと思う』


空閑「それでもシュナに戦わせる訳にはいかない」


『どんな理由でも遊真1人で戦わせる訳にはいかない』


空閑「……分かった。じゃあ”いつもの”で」


『了解。トリガー起動オン


米屋「うおっ、朱南ちゃんも戦うのかよ!」


空閑「わるいなチカ、巻き込んで」


『大丈夫だから安心して』


雨取「………!」


米屋「うひょー強そうじゃん!」


三輪「ふざけるな、遊びじゃない。こいつらは2人掛かりで確実に始末する」


空閑「2人掛かり?おまえ、おもしろいウソつくね」


三輪「……!!」


やっぱり


どんなに優秀でも手札が分かっていない相手にたった2人で挑む訳ない


城戸さんはそんな甘い指示なんてしなし


きっと先輩たちも分かっている


米屋「しっかし、ただもんじゃないな。ここはひとつ、全員でじっくりかかるか」


その瞬間


米屋先輩が手に持っていた槍を遊真に突き刺した


けど不意打ちだ


遊真なら簡単に避けれる


『!?……?』


なんだ今の


一瞬だけ槍が変な……なにか


空閑「不意打ちがミエミエだよ」


米屋「………と、思うじゃん?」


空閑「……?」


その時、パクッと遊真の首下が切れた


黒い煙が大量に流れこむ


確かに遊真は避けたはず


米屋「浅いな〜いきなり首は欲張りすぎたか〜やっぱ狙うなら足からかな? 」


空閑「どういう仕掛けだ……?」


『あの槍………』


米屋「あれっ?もう勘づかれたか〜?」


あの槍にはきっと何か仕掛けがあるはず


ただ何かがわからない


『早めに終わらせるとしよう』


その後戦闘が始まった


2人と主に戦うのは遊真


私は千代剣で行動をコントロールする


それでも近界民ネイバーを倒すために来ただけあって戦い慣れてる


もしも1人で戦っていたら危なかった


連携もそうだし1人1人の実力もある


空閑〈シュナ、上行けるか?多分そっちの方が有利だ〉


《………どーだろね》


空閑〈狙撃手スナイパーでも探知出来たのか?〉


《いや、探知出来た訳じゃないけど……まぁいないとも限らないし。………戦い慣れているから》


空閑〈なら、このままはまずいぞ。シュナのお陰で楽に戦えてはいるけど 〉


《お互い戦い慣れているから分かるんだよ。私たちは上に行こうと考えるけどきっとバレてる》


空閑〈そうか?〉


《………けど上に行って相手の行動探るのはありかも》


空閑〈じゃあおれが上飛ぶからシュナなんかあったらよろしく〉


《分かった》


空閑「『弾』印バウンド


遊真が空へと飛んでいった


その瞬間、2発の弾が飛んできた


1発は遊真が躱わし、もう1発は私が盾で防ぐ


『………!?』


狙撃手スナイパーの奇襲を上手く躱せたと思った途端


もう1発弾が飛んできて遊真の腕が吹き飛んだ


《ごめん、遊真対応できなかった》


空閑〈今のは不意打ちだったな仕方ない〉


狙撃手スナイパーは3人……いや私が防いだのと遊真に当てた2発は同じ方向からきたから2人か


狙撃手スナイパーの対処は私が行こうか?》


レ〈……いや、ワタシが行こう〉


《いいのレプリカ?》


レ〈あぁ、任せておけ〉


米屋「思ったより朱南ちゃん厄介だったか〜こういうのは早く倒すのがいいんだよな〜」


今まで遊真が2人を引きつけて私が千代剣で牽制していた動きがガラッと変わり


遊真と三輪先輩、私と米屋先輩の一対一サシになった


米屋先輩がぐっと距離を詰めてくる


『……っ孤月』


今まで出してなかった孤月を手に持つ


とっさに攻撃を躱した


と思った


米屋「おっ、躱わせたと思ったな?」


『っ、』


やっぱり遊真の時もそう


躱したはずなのに


私の腰近くに攻撃が通っていて黒いトリオンの煙がジュワッと流れていた


まず槍と剣という相性が悪い


きっと機動力自体は先輩とあまり変わらない


そもそも私も戦い慣れていない


剣だったら攻撃を防ぐのは簡単


ただ槍となると話は変わる


攻撃をされた時に一直線にくるのはまだいい


ただ躱したと思っても攻撃が通ってることがある


想像以上に厄介な相手だ


米屋「考えてるヒマあるの朱南ちゃん?」


『そうですね、ないので早めに終わらせますね』


壁も柱を上手く使いながら先輩の後ろに回る


米屋「っ、マジかよ!?……けど、少し焦りすぎなんじゃねぇの〜? 」


『え、?』


その瞬間ガゴンッと体に重みがのしかかる


自分のちょうど腹のあたりに重しが刺さっていた


その重みに私の体は地面に強い音を出して叩きつけられる


『動きを封じ込められた……』


もう私は戦えないだろう


そんなことを察したのか米屋先輩は三輪先輩と遊真の元に行った


なんとか状況を見ようと横を見ると


『……!?』


さっきの重りの弾が盾を貫通して遊真の左腕に刺さった


『盾を貫通するトリガー……!?』


空閑「おっも……なんだこりゃ」


三輪「これで終わりだ近界民ネイバー!!」


そうして2人が遊真に近づいた時


空閑「『鎖』印アンカー『射』印ボルト四重クアドラ


あの重しが何倍もの威力で飛んでいった


きっとレプリカが解析したのだろう


体中に重しがかかった二人ももう戦闘不可だ


『トリガー解除オフ


重しがなくなり、遊真の元へ歩く


空閑「シュナ、これ見ろ!穂先が自由に変形できるぞ!」


遊真の手には米屋先輩の槍があった


『だから避けたと思っても攻撃が通ったのか……なるほど』


遊真は槍を地面に戻し


空閑「………さて、」


「『話し合いをしようか』」


*********************

需要のない雑談(多分3)


どうも、春休みを待ち侘びつつ春季講習から逃げたい作者です


ちょぉぉぉっと朱南ちゃんの話し方について語りたくてですね


朱南ちゃんの最初の話し方ってなんか強気で男っぽいかっこいい感じだったんですが


なんか最近優しくなってね……?キャラ崩壊?


かと思っている人がいるかなと(作者だけかもしれない)


ここにすごぉぉいこだわりありまして


まずかっこいい方が


もとの家族(枯月家)のお偉い人がそういう話し方だったもんで頭に残ってたらしいです


と言ってもほとんどは忍田さんと有吾さんの真似です


かわいいですよね


で優しい方が


ゆりさんの口調が移ったんですね〜


でも戦いの時はかっこいい方になってます


なんでかって?


作者の好みってのもあるんですが( )

戦いの師匠は有吾さんと忍田さんなのでその真似です


かわいいですよね(2回目)


たまぁぁぁに


作者が朱南ちゃんに憑依してるんですが気にしないでください


以上ーまたね〜









あ、新作みんな見てね



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