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#BL
ruruha
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鑑定士が、生徒のステータスを見て、スキルのランク付けするのか…
「…公開処刑ね…」
俺は、今から辱めを受けることになる。
スキル至上主義の学園で、スキルを持たずに入学した、愚か者。
あと、この学園、別にスキルがなくても入れるが、圧倒的に底辺の存在になる。
ドMしか喜ばんだろうが…
俺は、ドMではない!
スキルを間近で見たい。
それだけだ
あれ?親に言えば見せてくれるんじゃないか…あ…簡単な事に気づかなかった。
そんな時、声がした。
「では、クライア・ヒアマネスさん来てください」
そして、名前が呼ばれ、俺は、立ち上がる。
「はい!」
前に出て水晶に手をかざす。
これで数分待てばいいらしい。
「…」
そして、2分程経った頃。
「えぇ、鑑定結果…貴方はDランクです」
ほら、言った通り
恥さらしもんだよ。
「そもそもスキルがないですね…問答無用でDランクです」
うぐっ…ダメージがきた。
心のダメージを与えて来るのが最近の人なのか?
「そうですか…」
明らかに悲しそうに見えるように演技した。
まぁ、何故この鑑定を受ける前にスキルがないか知ってたかって、そんなの感覚さ。
この体には、人間に転生した違和感と、カードという異質なモノの違和感しか感じなかった。
翌朝。
俺は、いじめの対象となる。
いや、いじめというより、パシリだな
「おい!クライア!パン買ってこい」
自腹だ
はぁ…その分の金くれよな…全く。
「はい…」
まぁ、その考えは、頭の中でだけだ。
口にすると、殴られるのがオチだ。
俺は、すぐに買いに行った。
「全く、私を使わず自分の足で行った方が、思い通りなのに…」
めんどくさいったらありゃしない。
ああいう奴は、予想のもの買って来れなきゃキレるタイプだろうし。
そして、購買に入って、クリームパンを持つ。
「これ買います」
クリームパンは、銅貨1 枚
銅貨を1枚置いて、去る。
「はいこれで満足?」
クリームパンをそいつに渡す。
それと…俺をパシッた男の名前は
リュウガ・ブロウラーという
まぁ、声も厳ついし、ヤンキーだ。
「アンガトな…お前にもやるよ、買ってきてくれたお礼だ」
パンを1口分投げてきた。
「なに?貴方にも、優しいところがあったのね」
俺は、思わず微笑んでしまった。
偏見だったな。
顔と髪と体格がヤンキーだし、パシってきたからって偏見だった…。
いや…パシってきたから悪いやつか
でも、お礼を言えるだけいいやつなのは確かだ。
廊下で、貰ったパンをかじる。
「クリームパン…銅貨1枚の割に、そこそこ美味い…」
常連になるか…と、心に決めた。
《作者のあとがき》
補足させてください!
魔王は、実はバカなんです。
力を行使して、世界を脅かしていたんです。
なので、これからも魔王は、バカだと思っておいてくださいね!(この作品だけで)
コメント
3件
ああ、第三話、読みました。主人公の「公開処刑」感、すごく伝わってきました……。スキルがないと分かっていてもDランク宣告される場面、心にグサッときますね。でも、パシリにされた後のリュウガが「アンガト」ってパンを一口投げてくれたところ、じんわり来ました。見た目だけで判断しちゃいけないなって、主人公と一緒に私も気づかされました。銅貨1枚のクリームパン、美味しそう。