この作品はいかがでしたか?
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Attention⚠
・主はアニメしか見てません。しかもネトフリで見てるので文ストわん!も見てません。
・マジで主クソにわかです。口調など色々違うところがあると思いますがその点はご了承下さい。
・生理ネタ死ネタ、そして疲れて眠るネタ、体調不良ネタ、大好きなのでそこに偏りがちです。特に主は二次創作書くのが苦手なので二次創作だとより偏ると思います。(普段は推理小説ばっか読んだり描いたりしてるタイプ)
ダイジョーブな方はそのままスクロール!!ダイジョーブじゃない方は回れ右ィー!それではどーぞー!
――夏の蒸し暑い日。中也は、或る理由に依る腹痛に苦しんで居た。其の腹痛は、収まる亊を知らない様で、汗で濡れたコートを引きずりながら歩いていた。
―――嫌に成る。本当に嫌だ。助けてほしい。でも、誰も助けてくれない。――太宰。そう考えたが、助けるどころか莫迦にするだけだろう。宛にならない。
そう考えながら矢張り中也は歩く。家はもう目の前にあるのに、どんどん歩みが遅くなっていく。――もしかしたら、永遠に着かないのではないか。幾ら有り得ないとは云っても、何処かで倒れて、そのまま死んでしまうのではないか。そんなネガティブな亊を考えては、そんな亊を考えては駄目だと別のことを考えようとする。だが、当たり前に其のネガティブな考えが頭から離れることは無く、其の考えに引っ張られるように余計に歩みは遅くなっていくのだった。やがて、中也の視界はどんどん暗くなった。
ゆっくりと目を開ける。其の瞬間、見たことのない白い景色が目に入る。少し時間を置いて、その景色が白い天井なのだと解った。だが矢張り、見覚えは無かった。
ムクリとだらけた身体を起こす。汗で髪の毛や服が肌に引っ付いて、気持ちが悪い。辺りを見渡すと、――亦其処も見覚えはないのだが、――其処は、隅に黒い服が散らかった部屋であった。散らかり具合や部屋にあるものを見るに、多分、住居だ。誰かが住んでいる。そして、その黒い服にはとても見覚えが有った。そう、勿論太宰のものだ。中也は少し驚いた。自分が予想しているよりも、無駄に小綺麗な部屋だったからだ。そんな事を考えている内に、何時の間にか太宰が側にいることに気づかなかった。
太宰は黙っている。中也は不思議に思ったが、目の前の惨状を見て、自分の状態を理解した。中也も、黙り込んでしまった。只、静かに、鼻の先を静かに涙が通って行くのを見ているだけだった。太宰は意外と優しく、汗でびっしょり濡れた中也の髪の毛を、頭を、優しく慰めるように撫でた。中也は、思わず今までの溜まっていたものが爆発して、今度は大声で、まるで子供のように、太宰に甘えるように泣いた。少し、怖かった。でも信頼していた。
何時まで泣いたのだろうか。気づけばまた眠っていた。
――目の前の惨状とは、おそらく同性だからと風呂にでも浴びせようと思ったのだろう。シャツを脱がせた後が有り、其処からは中也の丸っこい少し大きな胸が顕わに成っていて、中也から出た、大量の血がズボンや中也の寝転んでいるベッドに付いていた。そう、中也は実は女であった。だが、あくまで性同一性障害であったため、男として生きてきたのである。だが、一番バレたくなかった太宰にバレてしまった。近くの椅子に坐って、本を読んでいた太宰に、いつもとは違う高い声で話しかける。
「なァ太宰。」
太宰は少し驚いたように肩を震わし、無表情で此方を見る。幾ら優しくて賢い太宰でも、反応に困ったのだろう。
「…失望したか…?もう、俺はお前の側に、居れないのか……?」
不安がこみ上げてくる。嫌いな筈だったのに、こんな亊を思って仕舞う。中也は混乱する。太宰は暫く黙り込んだ後、こう云った。
「……大丈夫だよ。中也の秘密も、中也も、僕が守るから。…だから、中也も側から離れないで?」
中也は嬉し涙が出そうに成ったが、其れを止め、ありがとうと笑って云った。自分を認めてくれる人が居る。其程嬉しい亊は無いように思えた。
「じゃ、俺、風呂入ってくるな!服、借りるぜ?」
「あぁ、いいよ。」
了
すみませんクッソしょーもない作品書いてしまいました(
それでも応援してくれたり、ハートくれたり、コメントしてくれると嬉しいです !
因みに主はただシンプルに汗ビショビショの状態で泣いてる中也を慰める太宰とお互いに好きって云わない太中が書きたかっただけです(おい
これはBLなのか…?
コメント
3件
いつもと違う高い声で話すところが見事に私の心臓ぶち抜きましたね!! もう、内容からして神ですね! フォローと、一応♡500にしときました!!(^-^)v(*´﹀`*)💕✨️ お身体に気を付けて、頑張ってください!!!!!!!\(*⌒0⌒)♪🔥
天才です。 尊敬するのでフォロー失礼します
主様書くの上手すぎます。 最高です。