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うぃな^^
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『いつまで起きてるつもり?もう寝ないと、明日辛くなるよ』
「ん〜……」
既に完璧に就寝準備を済ませた亮平くんが、お風呂も着替えも済ませたというのに全然寝ようとしない私に厳しい声を浴びせる。
『寝不足は熱中症のリスクが上がるし、ただでさえ〇〇は普段から貧血気味なんだから、ちゃんと寝ないと倒れちゃうよ?』
彼の言うことはごもっともだ。ぐうの音も出ない。でも……
「だって〜……」
『はいはい、言い訳しない。ほら、寝室行くよ』
「っ、やだ……!」
問答無用で手を引かれて寝室に連行されそうになり、私はまるで散歩から帰りたくない犬のようにその場に留まって抵抗した。
可愛いワンちゃんならいいけれど、こんなの私がやったってみっともないだけなのはわかってる。だけど……!
『こら、ワガママ言わないの。現にもう眠そうにしてるじゃん。俺は〇〇のこと心配して──』
「……せっかく亮平くんと一緒にいるのに、早く寝ちゃうの勿体ないんだもん……!」
『……え?』
私の言葉がよほど想定外だったのか、亮平くんは目を丸くしている。
「亮平くんとたくさんお喋りしたいし、ハグもちゅーもたくさんしてほしいし、もっと一緒にいたいんだもん!
そんなに寝ろ寝ろって言うなら、亮平くん私の夢に出てきてよ!夢の中でいっぱい構ってよ!でも、そんなことできないでしょ!?」
普段ならこんなこと言わないのに、今日はなぜかワガママが止まらない。眠気のせいで支離滅裂な言動になっていることも、頭の片隅の冷静な部分では理解していた。
もう知らない、なんて逆ギレして亮平くんに背を向ける。何から何まで最低な彼女だ。
しばらくの静寂の後で、亮平くんが口を開く。
『……〇〇、こっち向いて?』
「……やだ。亮平くん怒ってるもん……」
『もう怒ってないよ。〇〇が可愛すぎて悶えてるだけ』
「え……?」
振り返ると、亮平くんは困ったように笑いながら私を見つめていた。
心做しか、ちょっと顔が赤い。
『俺と一緒にいたくて寝たくないとか、そんなの反則。
さっきはワガママ言うなって怒っちゃったけど、こんな可愛いワガママなら大歓迎だし、むしろもっと言ってほしい』
「亮平くん……」
『でもね、俺の気持ちもちょっと聞いて?
もし〇〇が寝不足で倒れちゃったらって考えたら、俺は生きた心地しないの。俺がすぐに助けてあげられる時ばっかりじゃないでしょ?』
「……うん」
『だから、これからは可能な限り毎日添い寝してあげる。そしたら〇〇が寝ちゃうギリギリまで一緒にいられるでしょ?
どう?それなら早く寝られそう?』
「……!うん!」
嬉しくなって元気よく頷くと、亮平くんはまた私の手を取って寝室へと導いてくれる。
2人でベッドに横になると、優しく私の頬を撫でてくれた。
その手の優しさにまた眠気が復活してきて、眠りに落ちてしまう前にと慌てて亮平くんに話しかける。
「ね……夢にも、出てきてくれる?」
『それはわかんないなぁ〜。というか、それは〇〇次第じゃない?俺のことばっかり考えてたらいつかは……ね?』
「ずっと前から亮平くんのことばっかり考えてるよ……でも全然出てきてくれないの、」
『じゃあ、足りないんだろうね笑
……もっともっと頭の中、俺のことでいっぱいにしてよ』
「……!」
おやすみ、とおでこにキスが降ってくる。ドキドキさせられてばっかりなのが癪で、私は駄々をこねてみた。
「ねえ、おでこじゃなくて唇がいい……」
『唇はダメ。止まれなくなっちゃうから』
「えっ」
畳み掛けるように爆弾を落とされ、動揺して固まると、亮平くんはくすくす笑った。
『ほら。これで俺のことしか考えられなくなっちゃったでしょ?笑』
「……ずるい……」
『ふふ、かーわいい。
……おやすみ。夢で待ってるね』
火照った頬に触れる唇の感触と亮平くんの優しい声を最後に、私は夢の中へと落ちていったのだった。
コメント
1件
うわあ、甘すぎてクラクラする……🥺💘 亮平くんの「止まれなくなっちゃうから」って台詞、反則すぎません!? ああいう優しさとドキドキを同時に持ってくる感じ、めっちゃ好きです。ワガママ言う彼女に「もっと言ってほしい」って返すの、甘やかしのプロだなって思いました。2人の距離感が絶妙で、現実のカップルみたいなリアルさがあって、読んでてこっちまで照れました。続き、絶対読みたいです……!