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彼がポケットの中の物を全てローテーブルの上に置き、奈美に近付いてくる。
「奈美」
ガラス戸のすぐ横の壁に、奈美を押さえつけ、肉欲の色を滲ませた豪の瞳に射抜かれる。
彼女の顎に手を掛け、親指で上を向かせながら唇を奪った。
濃厚に交わすキスは、彼の唇から溢れる吐息が弾み、余裕がないように感じる。
唇を頬から首筋に這わせていきながら、彼は奈美の服を荒っぽくも器用に脱がせていく。
「んんっ……ご……豪さ……んっ」
あっという間に服を剥ぎ取られ、彼女が纏っているのは、アウトレットで購入したミントグリーンのキャミソールとブラ、両サイドをリボンで結ぶショーツのみ。
「今日の下着は……爽やかな色に似合わないエロさだな……」
首筋を舐め上げ、豪が身体を少し屈めながら、節くれだった大きな手で奈美の右側の膨らみを乱暴に揉みしだいた。
部屋に入って不意打ちにキスを振り、服を脱がせて愛撫する豪。
「豪さん……っ……まだお風呂にも……ぅっ…………入ってない……しっ……はぁっ……ああぁっ」
「時には劣情に任せて奈美を抱きたい時だってあるんだよ……」
低い声で吐息を零しながら、早口で囁く。
背中に腕を回してキャミソールの裾から手を侵入させ、ブラホックを外すと、ブラだけスルリと抜き取った。
膨らみに佇む小さな尖端が、キャミソールの上からでもツンと目立ち、下着越しに乳首を舐め転がした。
「あんっ……い……いやぁ……」
「いやなのか? 奈美の顔は、もっと舐めしゃぶって欲しそうな顔をしてるぞ?」
彼が艶っぽい表情でキャミソールに覆われている二つの粒を、交互に舐め転がす。
下腹部に疼き始めた甘やかな痺れ。
それが少しずつ膨らんでいき、弾けるのを今か今かと待ち侘びる。
キャミソールの胸の部分には、彼が舐めた二つの痕跡がくっきりと残り、『すげぇいやらしい』と独りごちながら賤しい笑いを見せ、唇を緩ませていた。
豪がキャミソールを腰まで引きずり落とし、ショーツのリボンに手を掛けると、容易く解けてしまう。
「奈美は……いつからこんなに……やらしい女に……なったんだ?」
豪はまだ服を着たまま。
奈美は下着だけの姿で乱されている事に、顔が瞬く間に熱くなる。
豪がクロッチの部分を掴んで脱ぎ捨て、彼女の左脚を膝の下から掬い上げたまま、秘部に顔を埋め込んだ。