「あはははははは! なにそれ、どんだけなの!」
杏子はビールを片手に、大笑いをする。
「この前も同じような反応を見たんだけど」
いつもの居酒屋で、私はお通しで出た枝豆の最後のひとつを手に取る。
「出張で御曹司と同じ部屋でお泊りなんて、普通じゃありえないから!」
「べつに何もなかったんだからいいでしょ」
「いやいやいやいや、それが大問題だから!」
「どこらへんが?」
「若……くはないけど、独身同士の男女が同じ部屋に一晩。それも決して大きくはない部屋に、ベッドがひとつ。なにがあってもおかしくないでしょ!」
「ずっと一緒にいたわけじゃないって説明したよね?」
「子供を作ってしまえばこっちのもんなんだよ?」
「どういうこと?」
「仕事ができて、かっこよくて、誰もが知るグループの御曹司との結婚……つまり玉の輿の可能性があるっ***************************
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