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これぐらいの尺の方が読みやすいのかなあ(お代わりです笑
レッスン終わり、喉が渇いて自販機に向かう途中だった。
ふと、廊下の角で誰かの話声が聞こえた。
「めめ、ちょっといい…… ?」
💙 (……?)
聞きなれた声だった。
そっと覗き込むと、そこにいたのは康二とめめだった。
🖤「ん?どしたの?」
🧡「俺、めめのことが好きなんや」
──心臓が止まりそうになった。
いや?普段のノリで言ってるだけ、よな?
🖤「ありがとう笑」
またかというふうに、康二に微笑んだ。
🧡「ちゃう!俺の好きは恋愛としての好きやねん」
耳を疑った。でも、康二の真剣な表情が、全部を現実に引き戻した。
💙 (嘘だろ…… )
めめは、何て答えるのだろう。
考えたくもないのに、足がすくんで動けなかった。
このままいたら、答えを聞いてしまう。
💙「……っ」
耐えられなくなって、俺はその場から走り去った。
まるで、逃げるように。
続 ) )