隣に座る雨宮くんに、ゆっくりと顔を向ける。すると、瞳の奥に熱を灯らせている彼と視線が合ってしまった。
その熱が伝染したかのように、喉の奥がキュッと引き攣り息が浅くなる。指先が震える。
片頰に手を添えられ、そこから伝わる熱がいつもよりずっとずっと熱く感じる。
「高城」
この声がスタートの合図だった。ソファーが軽く軋み、雨宮くんが私の背にある背もたれに手を掛けた。そして、優しく唇が重ね合わされる。
「ん」
自分が思っているより鼻から抜けた声がずっと甘い事に驚く。
だけど仕方ないと思う。だって、雨宮くんのキスは、今まで私が経験してきたどのキスよりも甘く感じるから。
軽く重ねられ、角度を変えもう一度。お互いの呼吸が体温と共に上昇し、体の力が抜け、私が雨宮くんの背に腕を回したタイミングで、それは深くなった。
柔らかいのに、暴力的なほど熱いキスに溶かされてしまいそうになる。
私の好*****
******************
***********
**************************
**************************
*********
*************************
*******************
コメント
1件