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しばらくして…
日曜日に、フットサルの試合がある!と言うので、
久しぶりに、ここちゃんと観に行くことに…
新しくメンバーになった航平くん、高橋さんも居た。
「美優ちゃん、久しぶり〜!」と、高橋さん。
「お久しぶりです。なっちゃんは?」
「あとで来るよ」
「やった〜!頑張ってくださいね。」
「うん、頑張る!」
早く来て、自主練してる航平くん
近づいて来た。
「久しぶり!」
「うん、久しぶりだね」
抱っこ紐で抱っこしてる ここちゃんに、
「《《ここ》》〜久しぶりだなぁ〜」
やはり、洋平に似ているからか、ここちゃんは、
「きゃっきゃっ」と、手足をバタバタさせて喜んでいる。
横から洋平が「ここちゃん、パパはこっちだよ〜」と、割り込んで来る。
2人に囲まれて少し変な感じ…
「2人とも怪我しないように、頑張ってね」
「おー!」
「俺は大丈夫だけど、兄貴はもう歳だから気をつけた方がイイよ」
「イヤイヤまだ若いし…」
「ふふ」
「美優ちゃ〜ん」
「あ、なっちゃ〜ん」
「賑やかなのが来た来た」
「誰?」
「美優の同期で、高橋の奥さん」
「へ〜あー披露宴の時の…」
「そうそう」
「2人子連れでまだお腹に?」
「そう、3人目」
「スゲ〜逞しいなぁ」
「いらっしゃい!」と洋平
「あ、おはようございます。旦那、足手まといになってない?」
「ううん、楽しんでやってるから大丈夫だよ!」
「初めて観るから楽しみ〜」と、なっちゃん
「楽しみだね」
美優と一緒に椅子に座る
子どもたちに「危ないから、あっちには行っちゃいけないよ。この辺に居てね。はい、オモチャ」
と、ゲーム機やオモチャを渡す なっちゃん。
4歳と2歳。まだ、走り回らず、おとなしい方だ。
良かった。
世間話をする。
育児に関することとか、やっぱり先輩ママに聞くのが1番だ。
1試合目、若い航平くんが入ったことで、
スピードが増し優勢に進んでいる。
相手は、30代40代の人が多いようだ。
最初は、航平くん1人で点を取る状態だった。
途中から洋平も頑張って、何点か取っていた。
見事、勝利!
やはり、シュートを決める姿は、カッコイイ♡
もともとDF出身だから、きっちり守るところは、
守れているし…観ていて楽しかった。
「良かった〜勝った〜!」
「美優ちゃん、試合になると必死だね。」
「あ、ごめんね〜入り込んじゃうのよ。」
「ホントに好きなんだね。」
「うん、面白いもの」
「自分ではやらないの?」
「出来ないよ。観てる方が楽しいよ。」
「ウチも上の子、幼稚園でやってるみたいだけど、
まだまだ遊びだから可愛いもんよ。」
「そうだよね。小さい子のサッカーって可愛いよね〜男の子が出来たら絶対やらせたいなぁ〜」
「じゃあ頑張って、次は男の子だね。」
「上手く出来るとイイけど…
なんか男女産み分け法とかネットで出てるけど、どうなのかなあ?」
「あーなんかね、グリーンゼリーとかピンクゼリーとかあって、基礎体温はもちろん付けなきゃいけないし、『はい、今日』とか言われるみたいよ。あははは」
「あははは、ヤダ〜今日!って言われて《《する》》の?なんだか恥ずかしいなぁ」
「だよね、ウチは自然に任せたから、もしかしたら又、男の子かもしれないし…ピンクゼリー使えば良かったなぁ〜女の子欲しかったよ。」
「まだ、分からないじゃない。期待しておこう。じゃあウチは、グリーンゼリーか…イヤ、自然に任せるわよ」
「だよね、どうしても!の人が使うのよね。」
「うん」
「食べ物法とかも載ってたよ。
男の子が欲しかったら、確か美優ちゃんの体内をアルカリ性にして、洋平さんに酸性の物を食べさせるの。
だから、美優ちゃんは例えば、ほうれん草やトマトやバナナを食べて、洋平さんは、お肉類、牛肉豚肉鶏肉をいっぱい食べさせればいいんじゃない?」
「へーそうなんだ!」
「私もハッキリ覚えてないから、ちゃんと調べてね。ウチは、逆だったし…」
「うん、分かった。ありがとう。」
「昔はさあ、もっと、簡易で、最後に浅く射精するか、深く射精するか?とかなかった?」
「あーなんか聞いたことある。どっちがどっちか忘れたけど…あ、女の子の精子の方が強いから浅い所だったんじゃないかなあ?昔のことだから、当てにならないけどね。」
「あ、そうそう、女の子の方が強いから最後まで辿り着くけど、男の子の方が絶えてしまうとか…誰が言ってたっけ?全然覚えてないけど…古い話だね。
今の医学は、もっと進歩してるよね。」
ベンチに戻った高橋と、洋平
「なんか、あの2人楽しそうだなぁ、なんの話してんだろ?」と、高橋
「ホントだな、盛り上がってんな。
楽しそうで良かったよ。」と、洋平
産み分け法の話だなんて、言えません。
「あははは」
「あははは」
爆笑してる2人
無事に2試合目も勝ち進み、後1つ勝てば決勝。
そして、
まさかの…見事、決勝へ
いよいよ、最後の試合。
勝てば優勝
「優勝したら、何かもらえるの?」と、洋平に聞く美優
「チームユニフォームを作ってもらえる!」
「えーすご〜い!絶対勝たなきゃだね」
「うん」
「パパ頑張って〜!」
「航平が頑張ってくれてるからな!」
「まあな、この中じゃ1番若いし…」
「航平くん、頑張って!ぜひユニを…」
「おーやるよ!」
「パパッ」
「ここ〜♡」
「あ、また、間違えてる。」
「ここちゃん、パパはこっちですよ〜」
「ふふ」
「2人とも頑張って!」
「おー」
コートへ向かう洋平と航平
「ね〜美優ちゃん」
「ん?」
「航平くんっていくつ?」
「私たちより1つ下だから、27だよ」
「そっかあ〜彼女は?」
「居たけど、別れたみたいで、色々モテてるらしいよ」
「へー結婚しないのかなあ?」
「さあ、どうだろうね?」
「変なこと言ってもいい?」
「ん?何?」
「航平くんって…美優ちゃんのこと好きだよね」
「え?何言ってるのよ。」
「この前の披露宴の時も思ったんだけど、美優ちゃんを見る目が優しいって言うか、キラキラしてるって言うか、明らかに恋してる目なんだよね。」
「ちょっと、何言ってるのよ、義理の弟だよ。」
「そうだけど…関係ないんじゃないかなあ?彼の中では…何か感じたことない?」
「あ、うん…」
「あるな!」
「多少は…」
「やっぱり!」
「でも、勘違いかな?って…」
「ならイイけど…気をつけてね。彼はきっと本気だと思うよ。あの目…」
「いや、ないない、義弟だし…」
「そうだよね。でも、なんかあったら言って!相談にのるよ。」
「うん、ありがとう〜」
「ま、気にせず、美優ちゃん達はラブラブだから、産み分け頑張って♡」
「うん、頑張る♡」
「ふふふふ」
「ハハハハ」
そして、見事、優勝し、ユニ作成の権利を得た!
「やった〜!」
「おめでとう!」
「打ち上げ行こうぜ!」と高橋。
「男同士で行って来たら?私達は先に帰るから、美優ちゃんとここちゃん、送って行くよ。」
「え?イイの?
洋平も行くんでしょ?」
「あー行ってもイイなら…」
「たまにはイイよ。じゃあ、なっちゃんお願いします。」
「OK!」
「じゃあ、気をつけろよ、夏希」
「うん。バイバ〜イ」
「じゃあね、洋平!皆さんお疲れ様でした。」
「おーなっちゃん頼むな!」
「はーい!」
「お疲れ〜」
そう言って別れた。
なっちゃんにマンションの駐車場まで送ってもらった頃には、子どもたちは、皆んな疲れて車で眠っていた。
洋平の駐車場に車を停めてしばらく、なっちゃんと話した。
「さっきの話だけど…何があったの?義弟くんと…」
「あ〜何?ってわけじゃないけど…」
この前、洋平の実家へ行き、洋平が義父母を駅まで迎えに行ってた時のことを話した。
オムツを買いにドラッグストアまで連れて行ってもらったこと。
ここちゃんを抱っこしてもらってたら、ここちゃんが『パパ』って言うから、店員さんにもパパに間違えられて、
聞き間違いなのか?『褒められて否定しないところ、洋平と似てるね』って言った時に、
『じゃあ、好きになるタイプも同じかもね』って、
言われたこと。
そして…
航平くんに、お礼にビールを渡して、酔ったのか?
よろけてたから、手を出したら、引っ張られて抱きしめられたこと。
「えー!美優ちゃん、それ…」
「え?やっぱり、なんかマズかった?」
「美優ちゃんは、何も悪くないよ。でも…やっぱり、航平くんは、美優ちゃんのこと大好きだよね。」
「嘘!」
「ホント!」
「彼女出来たって言ってたのに、別れちゃったんだって…」
「ふ〜ん」
「保健の先生だから、洋平と色々想像しちゃって…
そしたら、確かに兄弟揃って胸の大きな人が好きなオッパイ星人かも…って洋平は言ってた。」
「あー美優ちゃん、今、ホントに胸が大きいから目が行くわあ〜」
「これでも少し萎んだんだよ」
「まあ、それでも、この顔、このスタイル、おまけに優しくされたら、絶対好きになるわ〜私でも好きになるもん!」
「なっちゃん〜」
「あ、ごめん。まあ、とにかく、どうしようもないから何もする必要はないけど、あんまり近づかないことよね。向こうは、きっと会うたびにドキドキしてるわけだし…」
「あ!」
「ん?」
「洋平が、航平はフットサルなんて、嫌がって絶対来ないだろう!って言ってたのに、来たから驚いたって言ってて…今日は、美優とここちゃんは?って夜練習の時に聞いてたって…」
「で、夜は来ないけど、昼間なら来る!が、今日だったってこと?」
「うん」
「なるほどね。完璧だね。」
「そんな…」
「美優ちゃん、確認だけど…洋平さんが大好きなんだよね?航平くんのこと、男として見てないよね?」
「もちろん!私は洋平のこと大好き♡だし…
こんなに大きな声で告白するのもおかしいけど…」
「ううん」
「航平くんは、あくまで義弟だから…色々手伝ってもらって助かったのは事実だけど、男の人として見たことなんてないよ。」
「だよね。なら、今まで通り、義姉、義弟で大丈夫!ただ無意識に優しくしちゃってると思うから、これからは、なるべく洋平さんのそばに居て、航平くんには優しくし過ぎないようにね。」
「うん、分かった。気をつける。ありがとう」
「よし、じゃあそろそろ帰ろうか…」
「ごめんね、わざわざ送ってもらっちゃって…上がってもらえば良かったのに…」
「ううん、チビたち寝てるし、このまま帰るね。 また、ゆっくり…何かあったらいつでも連絡して!」
「ありがとう。他の人にこんなこと、言えないし…」
「だよね、いつでもいいよ。」
「ありがとうね。じゃあ気をつけてね」
「は〜い、じゃあね〜」
なんだか、やっぱりモヤモヤしてしまった。
気にするな!美優‼︎
そう言い聞かせた。
お昼から優勝の打ち上げに行った洋平。
皆んな車だから、お酒を飲むわけでもなく、
お昼ご飯を食べながら、お祝いしたのだろう。
晩ごはん前には、帰って来た。
「ただいま〜」
「お帰り〜早かったね。」
「うん、あー楽しかった」
「そう、良かったわね」
「ここちゃんは?」
「さっきまで起きて遊んでたけど、また、寝ちゃった」
「そっか〜美優〜♡」
抱きしめる
「何?お風呂入ったら?」
「1回だけ…」と、キスをしようとする
「あ、ダメよ!」
「だよな、じゃあ、先にお風呂入ってくるから、待っててね♡」
「ふふ、うん」
『言われなくても、どこにも行かないわよ〜』
と、思いながら…どうしたんだろ?
晩ごはんの下ごしらえをする美優
「あー気持ち良かった〜」と、いつものように出てきた洋平。
美優がソファーに居ないのを見て、キッチンまで来た。
「待っててって言ったのに〜」と、後ろから
抱きつく
「あ〜もう〜何?ここに居るじゃない」
「美優〜♡」
そう言って、振り向かせてキスをする
「どしたの?」
「なんかキスしたくなった。」
「何よ」
ぎゅーっと抱きしめる洋平
「いつもみたいに、胸に飛び込んで来ないから…」
「ふふ、ご飯の用意してたの」
「来ないから、また、こっちから迎えに来た」
「そう?」
「うん」
ぎゅーっと美優も抱きしめる
「ふふ」満足そうに笑ってる洋平
ボーっと抱きしめたままの美優
「ん?どうした?美優!」
「ん?抱きしめられたから、抱きしめ返してるの」
「そっか〜嬉しい〜♡」
洋平の顔を見て、キスをせがむ
嬉しそうにキスを落とす洋平
「あーなんでこんなに奥さんのこと大好きなんだろう!」と、また抱きしめる
「ふふ、良いことだよ」
「だよね」
チュッと、おでこに…
「アイツらがさあ、美優が可愛い可愛い〜って言うから…」
「そうなんだ、褒められるとやっぱり嬉しいなぁ〜」
「だから、俺もすっごく嬉しいんだけど、すっごく心配になった。」
「なんでよ!だから、この状態?」
「うん♡」
「ふふ、そうなんだ…」
「美優は、俺のだから…」
「ふふ。
きっと、私達は、5年も離れてたからだよね?
やっと、今、ずっと一緒に居られるから…まだまだ、
付き合い始めた頃の気持ちのままなんだよね」
「だよな、だからずっと抱きしめてたい!」
「そうなんだ。嬉しいよ」
「美優〜♡」
ぎゅーっと抱きしめては、またキスをする
「もう夫婦なのに…ここちゃんも居るのに…」
「いつまでも仲良し夫婦で居ような」
「うん♡」
いつにも増して、今日は何度もキスをする洋平
「ふふ、もうそろそろ、いいんじゃない?」
「まだ…」チュッ
「ご飯の用意しないと、ここちゃんが起きちゃう」
「起きたら、俺が抱っこするよ」
「オッパイ出ないじゃない!」
「出なくても、吸わせる」
「ハハ、バカだね〜ここちゃん怒るわよ」
「う〜ん、美優〜♡」
「おしまい!」
「じゃあ、あとで…いい?♡」
「それは、どうかなぁ?」
「えーなんでよ!」
「お昼寝してないから眠いし…」
「だって、この前も…」
「分かったわよ」
「ホント?♡」
「もう、予約しないでよ…ふふ」
「じゃあ、急に襲う」
「それは、もっと怒られる!」
「どっちだよ!」
「成り行き!ふふ。雰囲気ってものがあるでしょう?」
「なるほど…難しいなぁ〜」
「洋平、今日もいっぱい点取って、守って頑張ってたね」
「でしょう?いや〜歳のわりには頑張ってると思うんだよなぁ」
「うん、頑張ってるよ!」
「でも、航平には敵わないから全部持ってかれる」
「そりゃあ仕方ないわよ。5歳も若いんだから… いいじゃない同じチームなんだし…」
「まあな、アイツが頑張ってくれたから優勝出来たし…でも、美優は又、俺のプレイを見て惚れ直してたんだろ?」
「ん?」
「え?だって、なっちゃんとすごく盛り上がって、こっち見てたし…」
「あー、あははは、まぁね」
「違うの?」
「う〜ん、なっちゃん3人目出来たでしょう?」
「うん」
「最初から3人欲しかったのかなあ?って思ってたら…違ってて…」
「あ、そうなんだ。予定外?」
「うん。らしくて…高橋さんが酔って帰って来て…って、だから、ウチも気をつけてね!って…」
「なるほど…ハハだから、俺の方見てたんだ。」
「うん、言わなかったけど、見に覚えあるでしょう?」
「あー披露宴の日な…」
「そう!」
「そのあとも、すんごく笑ってなかった?」
「あーあれは…」
「何?すんごく楽しそうに笑ってたよ。」
「あれは、女同士の話よ。」
「まさか、女子高生じゃあるまいし…Hの話してたとか?」
「いや〜そういうんじゃなくて、もっと真面目な話よ。」
「何?真面目な話で、あんなに笑う?」
「あははは」
「ほら!」
「思い出して笑ったの…」
「なんだよ!気になる!」
「違うよ、変な話じゃなくて、真面目に男女産み分けの話をしてたのよ。」
「は?あんな所で?」
「あははは、そうだよね。2人とも真面目にだよ!」
「いや、めっちゃ笑ってたじゃん」
「だって…ピンクゼリーとかグリーンゼリーを使って、はい!今日!って言われるって…恥ずかしくて…」
「うわ、何という主婦の話は、怖いなぁ」
「だから、言わなかったのに…でも真面目にだよ!」
「あー高橋のとこは男男って続いてるからな」
「うん。でもウチはもうあと1人しか無理だから、男の子が出来たらサッカーをやらせたいなぁって…」
「なるほど!賛成!」
「そのためには、洋平はお肉ばっかり食べて、私は野菜やバナナを食べるんだって!」
「あははは、そうなんだ!俺めっちゃ嬉しいけど」
「その数日前だよ。だから、お肉が続いたら…ふふ」
「ハハハハ、なるほどな…面白いな」
「でしょう?」
「よくそんな話で盛り上がってたなあ〜」
「だって、2人で真面目に話すから可笑しくて…」
「美優〜男の子欲しいの?」
「出来たら、ってだけだよ。ウチは自然に任せようよ。」
「えー俺はお肉続いても良いよ」
「ヤダ〜私もお肉食べたいもん」
「その数日だけでしょう?」
「だけど…確証はないのに…」
「まあね。色んなことを試せばいいんじゃない?」
「例えば?」
「たとえば…昔、聞いたのは、フィニッシュは、浅くとか、深くとか…」
「あははは、やっぱり、洋平もそれ聞いたことあるの?」
「あるよ。それも言ってたの?」
「ふふふふ」
「もう、美優、なんて話をしてんだよ、まったく…」
「いや、だから2人で照れながら、真剣に!話してたんだってば…」
「なるほどね。」
「でも、結局、自然に任せるのね?」
「ふふふ、お肉はやるかも…」
「ハハ美優〜」
チュッ
「いつでも、協力しますよ」
「うん」チュッ
「もうすぐ、ここちゃん起きるかなぁ?先にご飯食べる?」
「え?ご飯食べるの?」
「食べようよ〜私たちは、お風呂まだだし…
あー洋平に入れてもらおうと思ってたのに…ここちゃん寝てたから…」
「もう一回ここちゃんだけ入れようか?」
「イイよ。上がる時、取り上げてくれたら…」
「分かった。」
「あーあー‼︎」
「あ、起きた。ちょうど良かった。一緒に食べよう!」
「連れて来る」
「うん、お願い。」
優しいパパで、良かった。
でも、やっぱり今、2人目が出来ると大変よね〜
もう少し間をあけよう。
「ここちゃん、おはよう!パパだよ〜」
「パパッ」
「あら、寝起きイイですね〜」
「うん、すごく寝起きいいよね〜私、低血圧で起きれないのに…羨ましいわ。」
「はい、じゃあ離乳食はパパが食べさせてあげるね。パパはオッパイが出ないから…」
「ふふ何、説明してるのよ」
「ちゃんと聞いてくれてるから…ここちゃん天才ですね〜」
「ハハッ、親バカ〜はい!洋平のも…」
「ありがとう」
「いただきま〜す‼︎」
「うん、先食べていいよ。」
「やった〜お先に〜ありがとう〜」
『ママって、ゆっくりご飯も食べられないもんな、たまには変わってあげないとな…』
「ここちゃん、おいちいですか?おいちいね〜」
美優を見て…
「おいちい?」
「ふふ、なんで私に、おいちい?って…ハハ」
「間違えた!ハハ」
「ハハハハ」
素敵な旦那様です。