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⋆˚ʚɞ医者🖤 × 看護師❤️⋆˚ʚɞ
【付き合う前のお話】
目黒side
俺たちは今、同棲しながら同じ職場でお付き合いをしている。朝からずっと傍にいれる事がすごく幸せだと噛み締めている。
🖤「…大好き」
ボソッと呟き、同じベットに眠る愛しい恋人の髪をサラッと撫でる。
❤️「ん…、」
🖤「可愛い…」
心から可愛いと感じるのは、恋人という立場からではなく、 同じ男なのに女性らしさがあり、逞しいはずなのに筋肉質ではなくふっくらとした唇は常に情熱的な赤をまとい、所作の全てがキレイで_
色々語り出すとキリがない…
それだけ魅力的で蠱惑的だからだ。
🖤「涼太、…大好き_」
周りも舘さんのことを口説いていたが、それだけ人々を惑わすのだ。
❤️「…ふふ」
❤️「朝から口説いてんの?w」
🖤「起きてたの?」
❤️「起きるよね、そりゃ…w」
クスクス笑いながら、俺の頬に手を伸ばす。そのまましゃがむと唇に口付ける。
🖤「…付き合う前のこと、覚えてる?」
❤️「覚えてるよ…忘れるワケないじゃん」
🖤「良かった…」
抱き心地の良い身体を抱き締める。
背中にまわる手が俺の背中を優しく撫でる。
❤️「何かあった?蓮」
🖤「涼太の寝顔見てたら、俺のだって実感してさ…」
🖤「そしたらたまらなく涼太が愛しくなった」
❤️「わぉ…朝からすごい告白///」
🖤「これで2度目だね、俺からの告白」
❤️「あ、確かに…」
抱き合ったまま、見つめ合うと唇を重ねる。そのまま舘さんをシーツの上に倒す。
❤️「蓮、…大好き///」
🖤「当たり前でしょ?♡」
❤️「当たり前って…ッあ♡」
🖤「俺だけを見て…涼太」
❤️「ぅ…ん、っ///」
こういった行為も最初は出来なかったなぁ…そう思い出しながら、目の前の恋人と甘く蕩ける時間を過ごした。
今から3年前に俺は今の病院に赴任してきた。大学病院からの派遣として雇われたが、正直行きたくなかったが上からの命令なら行くしかなかった。
🖤「…外科医の目黒です。今日からよろしくお願いします。」
手術も無いし、外来で診察するだけの日々に何が楽しいのか…
「目黒先生イケメン♡」
「私、今日誘おうかな…」
しかも俺の容姿のせいで若い看護師とか目の色が変わる。俺の担当になるだけで喧嘩が起こるほどだ…
🖤「(嫌だな…)」
憂鬱な日々を過ごしていたが、その憂鬱も吹き飛ばしてくれる日が突然やってきた_
❤️「目黒先生、今日から担当になります宮舘涼太です、よろしくお願いしますね。」
えっ…男?と目を疑ったが、制服も名前も体型も紛うことなき男だった。
🖤「め、目黒です」
❤️「ふふw存じてますよ」
笑顔が可愛い…そう思ってしまったのがいけなかった。
それからずっと舘さんを目で追いかけ、話をかけ続けた。
🖤「舘さん、今日ご飯でもどうですか?」
❤️「目黒先生、若い子も是非誘ってあげてくださいね」
🖤「えぇ…、はい」
こんなやり取りばかりで1度も誘えた試しが無い。二人でご飯も行けてない…
あの当時は舘さんが俺に全く興味が無く、逆にそれが俺の気持ちを益々加速させた。
そんなある日、舘さんのミスで患者からクレームが入り(実際は舘さんが他の看護師を庇ったから)院長先生に怒られる姿を目撃した。
🖤「(珍しい…)」
普段は誰よりもキビキビ動き、誰よりも周りから好かれて、非の打ち所が無い舘さんなのに…
誰が見ても落ち込んでいる様子に声をかける。
🖤「…舘さん、大丈夫ですか?」
❤️「あ…目黒先生」
泣きそうな顔をしていた。
そんな顔もキレイだと思ってしまう自分は、本当にどうかしていた。
🖤「俺でよければ、話を聞きますよ?」
❤️「ありがとう、ございます…ッ」
❤️「すみません……やっぱ、ダメだ…ッ」
相当我慢していたのか、涙がぽろぽろと零れ落ちる。
そっとハンカチを渡してあげ、舘さんが泣き終えるまで傍にいた…
❤️「…すみません、落ち着きました」
❤️「ありがとうございました…目黒先生」
🖤「いえ…あの、本当に大丈夫ですか?」
❤️「はい…、あっハンカチは洗って返しますね」
🖤「ハンカチはいいですよ、それよりも今日は気晴らしにご飯行きませんか?」
❤️「俺の事、すごく誘ってくれますね」
🖤「…だめ、ですか?」
❤️「流石に断るばかりも失礼ですよね…わかりました、ご飯行きましょう」
🖤「よっしゃ!」
❤️「ふふ…wハンカチのお礼もしたいので、二人でご飯行きましょう」
🖤「必ずですよ!必ず!」
❤️「はいw」
やっと2人っきりでご飯に行ける…それだけで今日はやる気いっぱいになった。
🖤「舘さん、お待たせしました!」
❤️「待ってないですよw」
🖤「可愛い…じゃなくて、俺の車で行きましょう」
❤️「車出してくれてありがとうございます。お邪魔しますね」
助手席のドアを開けて、舘さんを招き入れる。いつも乗っている車なのに変に緊張するのは、隣に想い人がいるからだ。
❤️「すみません、お店の予約が出来てなくて…」
🖤「大丈夫ですよ。もう予約してます」
❤️「いつの間に…w」
🖤「すごく楽しみですから、今日は気合いが入ります✨」
❤️「目黒先生チョイスなら期待が高まりますね」
お店に着くまでの車内は、たわいもない話なのに尽きる事がなく、舘さんのトーク力を目の当たりにした。
予約したお店はイタリアンのお店で、完全個室制だ。
店内もステキだが、メニューもオシャレで舘さんの目がキラキラと輝いていた。
🖤「(この人、なんでこんな可愛いの?)」
同じ男と思えない…そう感じるくらい、目の前の舘さんは欲しいものを目の当たりにした子どものように輝いていた。
ずっと見ていたい…と思ってしまう。
❤️「目黒先生?何か頼みますか?」
🖤「あっ、すみません💦」
❤️「まだ呆けるには早いですよw」
クスっと笑うその顔も、メニューを見て目を輝かせるところも益々好きになる。
🖤「舘さん、好きです…ボソ」
❤️「えっ?」
独り言のつもりだったのが聞こえたのか、手に持っていたメニュー表を落とす。
❤️「目黒先生、えっと…」
🖤「メニュー表落としましたよ?あ、先にお酒飲みますか??」
❤️「先生が車を出されてるのに飲めません」
🖤「優しいですね、舘さん」
❤️「(ドキ…ッ///)」
とりあえずノンアルと美味しそうな料理を頼み、また尽きない会話をする。
さっきの独り言は無かったかのように…
お互い結構食べるほうで、満腹になるまで時間がかかった。ただそれだけ2人で話もできて一緒の空間に居れることが何よりの収穫だった。
🖤「そろそろ帰りますか…」
❤️「そうですね」
今日は舘さんが出したいと言うのでお言葉に甘えた。
その後、車に乗ると途端に寂しさがよぎり、それは舘さんも同じだったらしくもう少しお話しませんか?と言われ、俺はそのまま車を走らせた。
二人で話せる落ち着いたところを考え、誰もいない夜の公園に行くことになった。
🖤「すみません…公園で」
❤️「目黒先生、ナイスです」
そう言うとブランコに座り、遊び始める。俺はその隣に座り同じように遊ぶ。
夜風が心地よい…
❤️「…今日は本当にありがとうございました。」
🖤「どういたしまして。舘さんが元気になって良かったです」
❤️「本当に優しいですね、目黒先生は」
🖤「そうですか?好きな人には優しくしないと…」
ハッと気づいて口を塞ぐ。
その様子を見ていた舘さんは困り顔をする。
❤️「…えっと」
🖤「すみません突然…あの、店でも独り言のように言いましたが_」
❤️「目黒先生…」
ブランコから降りると舘さんの目の前に立つ。舘さんも同じように今でもくっつきそうな距離に立つ。
🖤「舘さん、…好きです。付き合ってください」
❤️「はい…」
🖤「えっ?!本当ですか?!!」
❤️「はい///……俺も、好きです」
目の前の舘さんを抱き締める。
ずっとずっと夢見ていたことが現実になる。その瞬間が訪れ、思わずチカラを入れた。
❤️「目黒先生、痛い…」
🖤「すみません💦嬉しくて…ッ」
パッと離れた身体を今度は舘さんから抱き締められる。優しく抱きしめ返すと、舘さんの髪を優しく撫でる。
❤️「俺が落ち込んでいる時に、傍にいてくれて…本当に嬉しくて_」
❤️「先生を好きになりました…」
好きになった理由を話すと、顔を近づける。
結構グイグイとくるんだと新たな舘さんを知った嬉しさと、迫り来るキレイな顔がたまらなくて唇が重なり合うのはスグだった。
🖤「舘さん、愛してる…」
❤️「俺も…です///」
もう1度キスをかわす。
角度を変えては何度も…
🖤「今夜は俺の部屋に泊まってください」
❤️「はい…///」
手を繋ぎあい、車まで移動する。
道中はお互いあまり会話する事が無かったが、想いが通じたから気にならなかった…
❤️「お邪魔します…」
🖤「すみません、散らかってて…あ、適当にくつろいでください。」
❤️「ではお言葉に甘えて…」
近くのソファに腰をおろす。
柔らかいのにしっかりしていて、座り心地がよい。
❤️「うわぁ…気持ちいい」
思わず声が出てしまい、不覚にもその姿をしっかり見られていた。
密着するように、隣に座る。
🖤「気持ちいいですよね、このソファ」
❤️「最高ですね…」
🖤「あの、舘さん」
❤️「はい?」
🖤「2人の時は、下の名前でタメ口にしましょう」
🖤「恋人同士なんですから…」
❤️「あ…そ、そうですね///」
🖤「涼太…」
❤️「…れ、蓮?///」
🖤「なんでハテナなの?w」
❤️「う…っ、恥ずかしい///」
🖤「可愛いけどちゃんと呼んで?俺のこと…」
至近距離まで舘さんに近付く。
俺の名前をしっかり言ってもらいくて、少し意地悪をする。
❤️「近い…ッ///」
🖤「大丈夫…ほら?」
❤️「蓮…////(上目遣い)」
🖤「(顔真っ赤)////////」
…可愛い過ぎて、俺がやられた。
ここ一番なくらい顔が真っ赤になっている。
❤️「蓮…顔が真っ赤だよ?」
❤️「可愛い…」
舘さんは俺の頬を優しく撫でる。
俺は恥ずかしくてまともに恋人の顔が見れなくて、撫でている手を自分の手を重ねるのが精一杯だった。
❤️「あんなに攻めてたのに…w」
🖤「もう言わないで…////」
こうして恋人になって最初の夜が過ぎた。
ベットに一緒に寝ても何かをすることなく、名前を呼ばれただけで心は満たされた。
🖤「(次こそは…)」
すぅすぅ眠る恋人の顔を見ながら、チャンスはいくらでもあると言い聞かせ、眠りについた…_
end