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お久しぶりの番外編ですね🎀
18番外編!
深夜二時。
アジトの最奥にある、重厚な扉の向こう側。
ボスの執務室には、琥珀色のデスクライトだけが静かに灯っていた。
「……らんらん。大事な、かいぎ……? おれ、なにか悪いこと、した……?」
トコトコと、サイズ違いの黒い萌え袖パーカーの裾を引きずりながら、すちが顔を覗かせる。
デスクで書類をめくっていたLANは、すちの姿を見るなり、それまで纏っていた冷徹な「ボス」の空気を一瞬で溶かした。
「あぁ、すち。待っていたよ。……こっちにおいで」
LANが椅子に深く腰掛け、自分の膝をぽんぽんと叩く。
すちがおずおずと近づくと、LANは迷わずその細い腰を引き寄せ、自分の膝の上にすっぽりと収めた。
「……っ、らんらん、これ、かいぎ……?」
「そうだ。非常に重要な会議だ。……議題は、『今日のすちの幸福度について』」
LANは、すちの萌え袖の中から震える指先をそっと引き出し、自分の手のひらで包み込んだ。
「まずは第一議題。……今日、自傷の衝動はあったか?」
「……ううん。今日は、いるまちゃんと一緒に綿菓子食べたから。……甘くて、あったかくて。……赤なんて、いらないって思ったよ」
すちがはにかむように微笑むと、LANは満足げに目を細め、すちの額に自分の額をこつんと預けた。
「……いい子だ。……第二議題。今日、他のメンバーに可愛くしすぎなかったか?
なつに抱っこされたり、こさめにキスされたり……」
「えっ、……あ、暇ちゃん にはおんぶしてもらったけど……。……らんらん、おこってる?」
不安そうに上目遣いで見つめるすちに、LANは「いや」と低く笑い、すちの首筋に顔を埋めてその匂いを深く吸い込んだ。
「怒ってはいないさ。ただ、俺の知らないところで、お前が誰かの色に染まるのが嫌なだけだ。
……お前を拾い上げたのは俺だ。お前の命も、涙も、その笑顔も……すべて俺が買い取ったものだからな」
LANの手が、すちの背中を独占欲を滲ませながらなぞる。
マフィアのボスの強引な愛。
けれど今のすちにとって、それは自分をこの世界に繋ぎ止めてくれる唯一無二の鎖だった。
「……うん。おれ、らんらんとみんなのものだよ。
……ずっと、そばにいてね」
すちが萌え袖の手でLANの首にしがみつくと、LANは愛おしさが限界を超えたように、すちの頬に何度も優しいキスを落とした。
「あぁ、もちろんだ。……さあ、最後の議題だ。頑張ったお前に、報酬を与えよう」
LANがデスクの引き出しから取り出したのは、一本の深い緑色の万年筆だった。
「これで、お前の新しい明日を描け。
……お前の人生には、もう『赤』なんて必要ない。
……この緑で、お前と俺たちの未来を、好きなだけ書き連ねるんだ」
「……ありがとう、らんらん。
……おれ、この色で、みんなのこといっぱい描くね」
すちが嬉しそうに万年筆を胸に抱くと、LANはそのまま彼を軽々とお姫様抱っこにした。
「会議は終了だ。……さあ、寝室へ行こう。……朝まで俺の腕の中で、お前の居場所を教えてやる」
「……ふふ。……おやすみなさい、らんらん」
深夜の執務室。
消えかけたライトの下で、ボスの独占欲に包まれた少年は、世界で一番深い安心感の中で、ゆっくりと瞳を閉じた。
次回♥️200💬1
コメント
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ゆらねちゃん神
#skfn
あやね🎼
700
莉音
134
#LAN いるま 暇72 すち みこと こさめ
ことみ
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瀬那