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『はぁ〜……今まで表に出ない様に上手くやってたのになぁ』
「お、お前は誰さね!?」
『アオイちゃんに決まってんじゃん?何いってんの?』
「え、え……?」
『あーちょっと黙ってて、早く退場したいから』
「!?」
『ブールダはお口チャックした♡』
「んぐ!?(何だ、ナニがおこってるさね!?)」
『ねー、あんた達、見てるんでしょ?……って言ってもそっちからの声は聞こえないか』
「んー!」
『せっかく次元の違う傍観者が見てない時に色々してきたのに……まぁいっか、流石にこの魔法は『私』への侮辱よ、屈辱だわ』
「んー!んー!」
『あんたさ、この魔法で何を手にした?『若さ』?なめてんの?禁忌の魔法ってなんで禁忌なのか考えなかった?』
「!?」
『若さ、美しさ可愛さはね、『私』の特権なの、それをあろうことか私の魔力と私の身体を使って叶えるとか……死ぬ覚悟は出来てるって事よね?」
「……」
『あんたごときが願って叶えていい物じゃないのよ『若さ』ってのは』
「!?」
『それじゃぁ行ってみよーー♪』
『
ブールダ町長は若さを手に入れたが、それは禁忌の魔法。
女神を怒らせたブールダにはお仕置きとして。
醜い醜い生き物に変えられる。
そう、身体の性質は変化し足は六本に生え。
目は大きく赤く虫の目になり。
透明な羽根が背中から生えてきて。
口はストローのようになり。
それはまるで。
醜い。
醜い。
醜い。
醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い!
大きなハエの化け物だった。
』
『あ、鏡で見て見る?今の姿、キャハハハハ』
『じゃぁね♪チュッ♡』