「平井君、ちゃんと温かくして寝てなきゃダメだよ。もし、それでも辛かったらここに行ってみて? ベテランの先生だから、きっと頼りになるよ」
昨日、お見舞い&看病に来てくれた中山さんはそう言って僕の家を後にした。
高熱でずっとフラフラだった僕だが、意識ははっきりしているはず。
昨日は紛れもなく現実だったんだよね……?
あの中山さんが終始優しくて、ごはん作ってくれたり看病してくれていた。
あの中山さんも病人にはさすがに優しいのか。
いや、本当はそっちが本性で、実はツンデレってやつだったり……。
考えすぎて、一夜明けても体調が戻らなかったので、中山さんが教えてくれた診療所に向かうことにした。
病んだ体を引き摺って、訪れた場所は住宅地のど真ん中。
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