「…ッ…⁉︎」
目を開ける、いつもの部屋…
「…夢..?」
ふと手元を見る
〈「取り扱い説明書」選ばれし君へ〉
「…あれは…夢じゃ…?」
『…ようやく起きたんだ、選ばれし者よ』
あの言葉が脳裏に蘇る
「選ばれし…者…?」
頭が混乱する…
「…え、あっ…やっばい!遅刻する!」
混乱してる間にもう時計は8:10分を示している
「…行ってきます、お母さん、お父さん」
「ッ…はぁ…おは…よう、ござ…いま…す…はぁ」
「おーばっちり遅刻だぞー」
「あッ…す、すみません…」
教室にある時計を見ると既に時計は8:30分。遅刻の時間だ
あはははは
…と言う、教室の笑い声に私は顔が赤くなるのを隠しながら
「すみません…」
と、謝罪をする
「いや、いいんだが…珍しいな、お前が遅刻なんて」
「…すみま…せん…」
もう一度謝罪の言葉を述べ、席に座る…
「…あ」
「どうかしたか?」
「い、いえッ…なんでも…」
取り扱い説明書が鞄の中に居るのが目に入る
「…これ…どんなんなのかな…」
「HR始めるぞー」
『はーい』
「最近博麗の巫女や紅魔館の奴ら、人形使い等の失踪事件が多発している、充分に気を付けてくれ」
「…失踪…かぁ…」
怖いなぁ…なんて思いながら、目の前のその本に視線を落とす
「…開けてみよう…かな」
目の前の明らかに怪しい雰囲気を漂わせるソレに
好奇心に負けた私の手は本を開く…その瞬間
「…⁉︎」
今この教室にいるクラスメイト全員の…取り扱い説明書が本に書かれていた_
ーーーーー自己紹介ーーーーーー
佐藤 美優(さとう みゆ)
主人公の女の子
性格 外では大人しい
好きな物 読書
嫌いな物 人前に立つこと
???
玉座に君臨する少年
性格 無邪気…?
好きな物 甘い物、選ばれし者
嫌いな物 邪魔そうな人
careful(ケアフル)
注意深い、用心深い、慎重な
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