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「なら、まず俺の上に跨って」
奈美は、豪の言われた通りにして、彼の体躯を見下ろした。
避妊具を装着した肉竿が、鋭利な刃物のように聳(そそ)り勃っている。
これから更に奈美を犯そうとしている、豪の凶器。
「ゆっくりでいい。俺のモノを奈美の中に嵌めていく感じで、腰を下ろしていけばいい」
彼が彼女を見上げながら教えてくれるけど、じっと奈美を見ているものだから、恥ずかしくて堪らない。
彼のモノを手で支えながら膣を探り当て、彼女はゆっくりと腰を下ろしていった。
「はあっ…………奈美の中……すげぇ気持ちいい……」
奈美の身体の重みで腰を沈めているせいか、また違った愉悦が迸っていく。
「きゃぁっ……んんっ…………あんっ……」
奥まで豪のモノが刺さっている感じで気持ちいい。
彼が彼女の腰を掴んで、緩やかな速さで前後に動かしていく。
「はあぁ…………はあっ……んっ……っ」
また違った角度で豪の肉杭が膣内を擦り、下腹部に快楽の渦が巻き起こる。
「気持ち……いいか? 今度は奈美の好きなように、腰を動かしてみるといい」
奈美は引き締まった脇腹に両手を突いて、辿々しく腰を前後に動かす。
「ああっ……すげぇいい…………奈美……そんな感じでいい……」
「はぁっ……はあっ…………ううっ……ああぁっ」
愛欲を滲ませている豪の視線が奈美に突き刺さり、長い腕が伸びて、彼女の乳房を揉み上げた。
「ああぁっ…………それっ……はうぅ…………気持ち……い……いっ」
「なら、これはどうだ?」
彼は両膝を立て、奈美の腰を掴んで上下に腰を律動させた。
「ああぁぁっ……いっ…………はあぁっ」
下から突き上げ続ける抽送と、また違った気持ち良さに、眩暈がしそうになる。
彼の動きに合わせるように、奈美の双丘が上下に揺れていた。
「…………いい眺めだ」
豪は、下品な笑みを浮かべながら、淫猥に唇を緩めた。