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幼馴染の彼は芸能人。。
おれは普通の高校生
ずっとずっと一緒だと思っていた彼が一足も二足も早くやりたいことを見つけて輝いてる
もちろんデビューするまで大変な苦労もメンバーの方たちと乗り越えたと
彼のママから聞いていた。
高校は違って当然だ
接点なんて幼馴染以外なんにもない
「あ。。翔太だ」
テレビで映る彼
遠い人。。
忘れなきゃ。。彼は他人だ
「ただいま」
誰もいるはずのない家に響く自分の声。
そして自室
「は?あ? ええ?」
間抜けな声
自分のベッドが盛り上がってる
「よ 涼太 久しぶり」
そこから顔を出したのは幼馴染の彼だった
「どうしたの!?」
自分の家にいると
同級生だった女子がやたらと来て
ゆっくりできないから
翔太のママから相談を受けた、おれの母上が
おれの部屋を提供した
と言う内容だった。。
「そっか」
自室に勝手に侵入されて怒れば良いのに
どことなく疲れた彼を見ると言う気も失せた。
「じゃあ おれは図書館にでも行ってくるから」
着の身着のまま部屋を出ようとすると
慌てた彼が腕を引っ張る
「一緒にいてよ」
おれはため息
「寝不足なんだろ? 疲れてるじゃないか ゆっくりしときなよ」
冷静さを保っているものの
相当心臓に悪い
「うちの母上が言うならいて良いんじゃない?」
「久しぶり。。涼太」
幼馴染の翔太から抱きしめられる
「あ うん 久しぶり」
「ねぇ 涼太。。」
「え?」
。。。。。。。?
キス された 今
「忘れたなんて言わせないぞ」
翔太が耳元で囁く
蘇る記憶
ちがう。もう思い出す価値もない
「翔太 忙しいから どうかしちゃった?あれは忘れて良いやつだよ 」
ドサっとベッドに押し倒される
「なんで? 涼太はおれのだよな?」
そんな昔の話し忘れたよ翔太。。
急にいなくなったのは翔太だよ?
「とりあえず 少し寝れば?」
話しを逸らす
「隣にいてよ。。涼太」
疲れた翔太からのお願いに
仕方なくベッドに入る
「涼太の匂いだぁ」
翔太はスリスリ
着替えたスウェットに甘えてる
「早く寝なよ 」
「なんで涼太がいるのに寝るんだよ」
「は?」
翔太が覆いかぶさってきた。。
「なに んっっんん」
翔太が涼太の唇を塞ぐ
「会いたかったよ。。 涼太」
急に会えなくなったのに
目の前から消えたクセに
この目。。
この声。。
おれは翔太に抗えない。。
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