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ある夏の出来事だった。
今日は天気が悪く土砂降りの雨だった。
傘がない俺は急いで学校から帰ろうと
体を守るようにカバンを持って小走りした。すると、突然ある女の子が『傘、無いの?貸してあげるよ』と話しかけてくれた。その子は、サラサラのストレートロングで、センター分けで優しそうな雰囲気をしていた。俺は申し訳なさそうに、
『ごめん、ありがと。名前なんて言うの?』と話した。そしたら、
『澄愛(すあ)だよ。君は、名前何?』
珍しい名前だなと思いながら、俺も答えた
『俺は、星夜(せな)。今日はこんな雨の中傘貸してくれてありがと。』
と言うと、『大丈夫。ちょっと心配だから、声かけたんだ』と笑顔で話した。
『傘いつ返した方がいい?』と俺が話すと
『会った時でいいよ』と言った。
俺は会えるかな?とか連絡聞かなくていいのかな?と疑問に思いつつも話した。
『私もう帰らなきゃ、またいつか!』と急ぎながら帰っていった。
俺は『あっ、うんじゃあな!』と慌てて話した。