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#あやかし
がくじゅつてき・あかげ
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ねこさん⛄️
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ふぃる汰
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星桜かい
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午後は案の定熱出して寝た。ヤカはオロオロしていた。
{頭を冷やすか? 氷は厨房にあるし、私自身で吸熱することもできる}
「寝れば大丈夫……でも氷水飲みたいな、作ってきてくれたら嬉しい」
{すぐ作ってくる}
ヤカは神速で厨房から氷水を持ってきてくれ、私はお礼を言って受け取り、氷水を煽ってから眠った。寝たのはちょっとだけのつもりだったのに、起きたら夕飯が用意されててびっくりしたよね。
「え!? もう夕飯の時間!?」
{よく寝ていた。熱があるなら冷たいものの方がいいかと思って、冷たい料理をそろえた}
「マージか……ありがとうご飯いつも……」
並んでいるのは、ヴィシソワーズと冷製トマトパスタとローストビーフサラダ。ありがたすぎる……。
最近食事量が増えて、胃がきついかと思ったけど意外とそんなでもない。ヤカの料理の腕もあると思うけど、おいしく食べれるし、尾籠な話だけど気持ちよく出る。霊薬の効果かな? でもそれだったら1日18時間フルで動けてあとの3時間は余暇に当てて最後に3時間睡眠だけですむ体にしてくれないかな? 流石に無理か……。
さっとシャワー浴びて、適当に髪を乾かして寝て、翌日。矢車ちゃんと薄荷ちゃんのお給料の手取りがちゃんと60万になってるか、社労士さんにオンライン相談したら、面倒な計算はお金払えば全部やってくれるって。電子申請も全部やってくれるって、やったね。
雇用契約書もちゃんと書き直して、ヤカにも確認してもらって、掛川さんの書斎のプリンタで印刷して、これでよし!
昨日、西館の勝手口を九さんちへの道に繋げといてもらったし、矢車ちゃんと薄荷ちゃんの連絡先ももらってるので、2人に連絡する。
「雇用契約書できたから、改めて読んでほしくて。で、同意してもらえるなら、サインか印鑑ほしいんだけど。急がないけど」
「午後行きます」
「2人で行きます」
そういう訳で午後、2人は館に来てくれた。九さんも来た。
「契約書が本決まりならのう、妾も目を通しておきたくての」
「どうぞどうぞ。変なところがあったら直しますんで」
九さん、保護者としての振る舞いだな。
3人とも、契約書にじっくり目を通している。間違ったところあったかな、大丈夫だとは思うんだけど。
三人は顔を上げ、矢車ちゃんが九さんに「大丈夫だと思うんですけど」と聞いた。
「妾もこれでよいと思う。薄荷は、特に何かあるか?」
「ありません」
「なら、よいじゃろう。2人とも、印鑑は持ってきたな?」
「「はい!」」
2人とも契約書に印鑑を押し、私も自分の印鑑を押し、それを2枚作ってお互い1枚ずつ保管。よし! これで雇えた! 人雇うのがこんなに大変だとは思わなかった!
矢車ちゃんが聞いてきた。
「今日からお仕事しますか?」
「んー、今月から雇用ということでお給料は払うけど、実際来てもらうのは明日からで大丈夫。明日も、一度館の中を全部見てもらって、やってもらうこととか細かく説明するから、そんなに慌てなくて大丈夫。でもメモは用意してきてね」
仕事内容はちゃんと書いて覚えてほしいし。
矢車ちゃんも薄荷ちゃんも「メモちゃんと用意します!」と頼もしく言ってくれたので、私はホッとした。とにかくこれで館にいる人は増えた、ヤカも嬉しいかな。
コメント
1件
読ませていただきました! 第36話、本当にじんわり温かい回でしたね。ヤカさんが主人公の体調を気遣って氷水を用意したり、冷たい料理を並べてくれたりするところ、細やかな優しさにぐっときました。そして雇用契約の場面では、九さんが保護者として立ち会うのもほっこりしますし、矢車ちゃんと薄荷ちゃんが「メモちゃんと用意します!」と頼もしい返事をするところに、新たなチームの始まりを感じました。ようやく雇えた喜びと、この先の館の空気がもっと賑やかになりそうで、とても楽しみです🍀