――書き出し――
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《/黄帝ノ皇༆ ླ རྔོན་པ།མི 編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より。
…アレフは肝心な話をしはじめる、
アレフ「まず、俺を省いて21人と使徒の中で、アーティファクトマギア[創造の魔術]、
オラクルキーパーソン[神託の主鍵]と言う役割を持た特殊な分類に入る者がいるんだが、
本来表向きとは違う別の姿…
運命ノ引力、正式名称は、
アナストロフィフォーチュン[逆転ノ運命]!、
君が見せてくれたソレはこの力と同じものだ…」
瀧奈「アナストロフィフォーチュン…」
アレフ「一握り程度の才能を持った者が得るもので、元々この逆転ノ運命は ネメシスのみが使用できる権限だったんだが…」
αメリー「あ…」何かに気づきアレフに近寄る……αメリーは少し嫌な事を思い出してしまったが、アレフに神秘的な手鏡を見せる…
αメリー「コレ…わかる?」
オグリ「そう言やオッカナイ奴が何か言ってたな」神秘的な手鏡を受け取るアレフ
アレフ「ありがとう…勿論!少しわからない!」
オグリ「少しだけなんかい!」
ラス「しっかりしてくださいよ..クソ…私にもわからないと言うのに」小声でクソが薄らきこえる…
アレフ「一瞬悪口聞こえたが…、少しでもいいだろう?知らないよりかはさぁ…」
瀧奈「まぁ確かに知らないよりかは…」
アレフ「……これ(神秘な手鏡)は、僕も持ってるコアキューブと同じ一種だよ」
瀧奈&ラス「知ってる」「知ってます」
αメリー「私も聞いたことあるから知ってる」
ショボーン(´・ω・`)とする アレフ
アレフ「ん〜じゃぁ、ネメシスについてだが、彼女は、No.10…運命の輪の使徒で、僕と同じ半反対側だったけど…急に居なくなってね…でも、今は気になったのがαメリーちゃんについてる黒い霧…そいつだ」αメリーに神秘な手鏡を返す、
アレフ「ねぇ…その黒いのを目の前に呼べるだろうか?」
黑『「だィ丈夫です」』αメリーの隣には黑(くまちゃん)が居た
瀧奈&アレフ「うわぁ…びっくりした」
αメリー「くまちゃん」黒の方向を見る
瀧奈「黑…」瀧奈も同じ方向を見る
アレフ「……くまちゃんか黑か分かりにくい名前だが、君は…君の正体は……」
…机の上に座る黑、
瀧奈とαメリーはソファに座る…
黑『「……αメリー、もう忘れてるかも知れないけど…私はネルティ叔母さんであり、貴方達が知るもう一つの名は、ネメシス=フローレンス…そして…フォーチュン(運命)の使徒であり分裂した本体の一部なの」』
瀧奈「……なぁ…黑..いや…ネメシス」
黑(ネメシス)『「何でしょう?」』
……あたりが重たい空気になる
瀧奈「思ってた以上に結構話せるんだな」
アレフ「……え…そこ?」
黑(ネメシス)『「はい…元々人間でしたので、それに貴方達の世界に居た時とこの姿になった時は、彼(ラス)と同じ様に記憶が消えて居ましたので…」』
αメリー「ネルティ叔母さん?」
黑(ネメシス)『「そうよ…でも姿がちょとね…あの、瀧咲さん…霊気を分けてもらってもよろしいでしょうか?」
瀧奈「あぁ別にいいが」と手をかざす霊気が半分くらい吸われる
瀧奈「やべぇ…結構 減るな…ん?…」
霊気を大量に得た黒(ネメシス)は、人型へと姿を変える
ネメシス(黑)「すみません…いつもは眠って力を温存しているのですが…使うとすぐに減ってしまうので」
瀧奈「だから余り出てこないのか…でも 少し変な感じしたな…そんなに減るのか…」
ネメシス(黑)「αメリーこっちにおいで」
αメリーが近寄る、ネメシスはαメリーを膝に乗せる
ネメシス(黑)「何週間ぶりかしらね…こうやって可愛がるのも…撫でるのも…」αメリーの頭を撫でている
αメリー「♪…冷たい」
…緊張感が和らぐ…あぁ…とても笑顔だ…
ネメシス(黑)「あぁ…そうそう、時間が無いから言わないといけないね…コレの事も」
アレフ「時間が無いって…まさか、消えて…」
ネメシス(黑)「いえ、違うわ」
瀧奈「安心しろ…消されない限り魂は消えたりしないから…でも、霊気は大切にしないとな…」
ネメシス(黑)「アレフさんや私達が半反対側になった時に、彼らは私の持つフォーチュンを回収する為に来て大半以上が回収されてしまったけど…その時にアンデルセンがね逃してくれてね……必死だった…気づいたらね、この子の居る世界に迷い込んでたの…」
アレフ『アンデルセン…』少し考えこむ
ネメシス(黑)「それで、αメリーのお隣さんであるステラさんに拾われてね…楽しかったの、昔ね おばあちゃんと一緒に暮らしてた頃の様な思いで嬉しかった」昔の事を楽しげに語る
ネメシス(黑)「ねぇ…アレフさん、アンデルセンさんは、お元気なされてますか?」
アレフ「すまない、不確かな発言になってしまうが…彼は…少なくとも元気では無いと思うよ…何よりの証拠が彼だから」と指をさす
…その方向にはラスが居る
ネメシス(黑)「……そうですよね…契約絶対の悪魔が孤立して居るのですから…」
ラス「……私を従えた者はその人なんですか?」ネメシス「そうだね…前まではだけど…」
アレフ&ラス「前までは?」
ネメシス「アレフさん?もしかして 気づいて無かったのですか?」
アレフ「え…もしかして、この子が?」
ネメシス「はい…後、私のもですが」
瀧奈「待て、その発言…もしかして2つあると言うのか?その…αメリーに?」
少し一息をし ネメシス(黑)は疲れて寝ているαメリーをオグリが寝ていベッドの近くで寝かせる。
ネメシス(黑)「この子にはNo.10と15の運命と悪魔の使徒として権利を半分持っているの…って言っても、私の力が半分しかないから半々くらいかしらね」
瀧奈「やべ…資料まとめるの疲れてきた…」
ネメシス(黑)「すみません長々と…後少しだけ」
ラス「私も手伝いますよ」
瀧奈「うん」パネルから手を離し手をほぐす
ネメシス(黑)「それで、皆んなに注意してもらいたいのは…私の一部であるフォーチュンと神託を2つ上手く使いこなす者には気おつけてね」
瀧奈「……ヨシ、わかった気おつけとく」
ラス「時間ですかね…」
アレフ「…………おやすみ 」
ネメシス(黑)「…またね」最後にαメリーの頭を撫でて元の黒い塊に戻りそして消える…
瀧奈「……送信完了」資料をまとめてデータを送る……数分後に職員からメッセージが来る、
…亜空間研究施設『データを受け取りました、引き続き頑張って下さませ。』と来た
瀧奈「……寝るか…」
……時間が経ち…明日……
瀧奈の所に一通のメールが来ていた…
――シェルター3―食堂――
蒸した芋を食べながらメールを見る瀧奈
…亜空間研究施設『おはこんばんにちワン!元気にしてるかい君達。我々 亜空間探検家チームから一つ情報をお届けするぞ〜、ゲーティアと言う者を墓威さんと同行中に対面し制圧しました!お相手は大量に精霊を扱う精霊使いでしたが…アークドラゴンも倒せる我々には何て事ありませんでした(致命傷だ)。以上情報を得次第でご連絡いたします。』
瀧奈「アレフ…情報だ、ゲーティアと言う奴を倒したらしいがソイツは敵か?」
アレフ「スゴ…敵か味方かと言われると…どっちでも無いが、凄いな…ゲーティアが操る31体のエレメタル軍を倒せる何て…誰がやったの?」
瀧奈は新しい資料をあさり写真と動画を見せる……映像には物凄い修羅場が見える
瀧奈「火 水 風 地 雷 氷…あ〜面倒だな…多すぎる!こんなにも居るならさぁ…何とかって目的なんて簡単に終わると思うのにな」
アレフ「まぁ…できたとしても 永久的じゃないからね…すぐ消えちゃうよ」…
アレフ「でも、わかるだろ?大精霊の凄さと数は、それを凌駕する この5人凄いな〜、この2人何て多く倒してるぞ…化け物かよ…」
…アレフが指差す2人は、亜空間探検家チームの団長と墓威であった、団長は精霊の魔法攻撃を受け流し跳ね返している…精霊別に弱点を把握している様だ、墓威に関しては相手の攻撃ごと消し飛ばしている…よく見えないが腕に付いている黒い霧が剣の様に鋭く見える。
ラス「おや…あっちらも行動してるんですね、ですが…こんな人がまだ居るのでしょうか」
瀧奈「居ると思うよ…軍教育だってあるし」
アレフ「……」少し前までの大変だった事を思い出す(『いゃ〜』『ウワァァ』『ヒィィ』)
アレフ「うっ…捕まったら苦痛の牢獄生活か…」
瀧奈「いや、そうでもないよ…でも…アレだな」……瀧奈は秘密ファイルを開く
瀧奈「奴がその後どうなったのか気になって聞いた事あるんだけど…こんな感じになってる」
映像には案外 広く 生活に不自由は無さそうなへ牢屋で、そこにはバベルが居た…
看守「おら!質問の時間だ!」
バベル「……クッ…またやる気か!」
バベル「ぅ…うわぁぁ」〈ネチャネチャイチャイチャ〉
たまたま見てしまったオグリが〈うっ…〉てなる
アレフ「こりゃ…精神的にくるな」
映像にはヌルヌルとした奇怪な生物がバベルに張り付いている…
コレもある意味 拷問だろと感じた3人
ヌルヌルの生物「ヌメヌメニシテヤロウカァァ」
アレフ『ヌルヌルだろうが、ヌメヌメだろうが、同じだろ、嫌だな〜こんな生物にいじられるのは絶対に嫌だ』と思った
瀧奈「正直言って拷問よりキツいと思う…例えるなら目の前で便器を触った手でお菓子を渡された物をふと思い出したが既に食べてしまって違和感が残る感じるに」
管理人「そりゃ俺もわかるわ〜…渡されたモノがプリュルワームの臓器だとわかったら地持ち悪る〜って手に感覚が残った感じは…」
αメリー「ほぅりぃんさン」食べながら喋る…
アレフ&瀧奈「ウワァァ…管理人さん」
管理人「仕事だ行くぞ…その子が食べ終わったら」
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