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#普通
野々さくら
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ありあ
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×××さん、こんにちは!美月ゆめかです🌸 第288話、めっちゃ緊迫した展開で一気読みしたよ…! 信愛がやっと銚子さんと再会できて、みんなで安堵した瞬間が本当に胸熱だった😭💕 でもそこに現れた坪野康仙…! あの余裕の笑みが怖すぎるし、龍河くんの「国によって消された村」という仮説、ついに核心に迫ってる感じがして鳥肌立ったよ…! 次が気になりすぎて寝れないレベルです🔥 続きが待ち遠しい…! 素敵な物語をありがとうございます🌸
男に案内された先には、周囲の家々よりも一回り大きな日本家屋が静かに建っていた。
堂々とした門構えに、手入れの行き届いた庭。
信愛は思わず建物を見上げる。
「ここに・・・お母さんが・・・」
男は玄関へ歩み寄ると、丁寧に障子戸を開けた。
「さぁ、お上がり下さい」
そして振り返ることなく続ける。
「教祖様と白縫銚子様が中でお待ちです」
その言葉に、信愛の鼓動が大きく跳ねた。
(お母さん・・・)
龍河も建物全体を見渡しながら違和感を覚える。
(ここも新しめだ・・・)
壁にも柱にも、長い年月を経た建物特有の傷みが見当たらない。
(どうなってる?)
焼失したはずの村。
それなのに、この屋敷もまるで最近まで人が暮らしていたかのような姿を保っていた。
龍河は静かに首を傾げる。
建物からは経年劣化をほとんど感じない。
信愛は覚悟を決めるように深呼吸すると、仲間たちを見渡した。
「行こう・・・みんな」
焔垂も真剣な表情で頷く。
「ああ・・・」
男に続き、一行は屋敷の中へ足を踏み入れた。
◇ ◇ ◇
案内された先は広々とした和室だった。
畳の香りがわずかに漂う静かな部屋。
その奥に目を向けた信愛は、思わず声を上げる。
「・・・あ!お母さん!」
部屋の中央には、四肢を縄で縛られた銚子の姿があった。
信愛の声に銚子も顔を上げ、目を見開く。
「信愛!?」
そして後ろに立つ仲間たちへ視線を向ける。
「それに・・・みんなまで」
龍河はすぐに銚子へ駆け寄る。
「ご無事でしたか!?」
銚子は混乱したまま龍河を見つめる。
「な、なんでこの場所が!?」
龍河は懐から多摩雄のスマホを取り出した。
「これです・・・」
銚子は画面を見る。
「これは、夫の?」
龍河は頷いた。
「この中にあるGPSアプリで」
銚子はすべてを察したように目を伏せる。
「なるほど・・・」
信愛は銚子のそばへ駆け寄り、優しく声をかけた。
「お母さん?大丈夫?」
縄を解こうと手を伸ばしながら微笑む。
「今解くからね」
銚子は安心したように微笑んだ。
「ありがとう・・・信愛」
その様子を見ていた茜も胸を撫で下ろす。
「よかった・・・無事で」
ようやく母と娘が再会できた。
誰もが安堵の息を漏らし、張り詰めていた空気が少しだけ和らぐ。
その静寂を破るように、部屋の襖がゆっくりと開いた。
金色の法衣を纏った老人が、ゆっくりと姿を現す。
「感動の再会は果たせたようですね?」
それは天縁教団教祖・坪野康仙だった。
信愛の表情から笑みが消え、部屋の空気が一変する。
焔垂は老人を睨みつける。
「こいつが・・・坪野康仙」
茜も目を凝らす。
「老けてるけど、確かにCMで観た人と一緒」
龍河はゆっくりとその名を口にする。
「坪野・・・康仙」
信愛は怒りを抑えきれず、一歩前へ踏み出した。
「なんでこんな事するんですか!?」
しかし坪野は表情一つ変えない。
穏やかな笑みを浮かべたまま、静かに答える。
「聞きたい事は山ほどあるでしょうね」
ゆっくりと一同を見渡し、続ける。
「ですが、大体の話は霊貴冥孤から
聞いてご存知でしょう?」
信愛は目を見開いた。
「た、霊貴冥孤!?」
龍河は舌打ち混じりに呟く。
「面会した事まで把握してやがんのか」
険しい表情のまま康仙を睨む。
「こいつらの情報網を見くびってた・・・」
信愛は一歩前へ出る。
「やっぱり・・この村の事が原因なんですか?」
坪野は小さく首を傾げ、どこか試すような笑みを浮かべた。
「この村の事?はて、何のことやら・・」
龍河は一歩前に出る。
「俺たちは、この新開村を
『国によって消された村』
そう予想してる」
「国によって?ほぅ、これは実に興味深い
話が聞けそうな予感がしますね・・・」
坪野は不敵な笑みを浮かべ、龍河にゆっくりと近づいていく。
「ではお聞かせ願いましょうか?
あなた方の予想とやらを・・・」
坪野は眉ひとつ動かさず、龍河に尋ねる。