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お風呂から出た後、髪を乾かし、今日買った淡いパープルのブラ、キャミソール、ショーツを身に付け、パジャマを着る。
鼓動を弾ませながら、豪の待つリビングへと向かうと、彼はソファーに座ってスマホを見ていた。
「そろそろベッドに入るか」
豪が立ち上がり、リビングの照明を消した後、奈美の手を繋いで寝室へ入る。
部屋の明かりは、昨夜よりも若干明るめに調光し、彼女を促した。
ダブルベッドの隅に座ると、豪が両脚の間に奈美を囲むようにして背後から抱きしめ、首筋に顔を埋める。
大分伸びた彼女の髪を左肩に寄せ、露わになった頸に、チュッとリップ音を立たせながら唇を滑らせてきた。
「んっ……」
後ろからだと彼の表情が見えない分、どこから触れてくるのか分からない。
豪が少し触れただけでも、身体が敏感に反応してしまう。
「頸に唇を落としただけで吐息が漏れるのか。エロいな……」
彼は唇を這わせたまま、パジャマの上から奈美の双丘を少し荒く揉みしだく。
「はあぁっ…………んんっ……」
彼の艶やかな吐息が、奈美の鼓膜を微かに揺らし、ゾワリと身体が泡立った。
服越しに乳房の尖端が硬くなっていくのが分かったのか、彼は後ろからパジャマのボタンを器用に外していく。
パジャマを簡単に剥がされ、豪が、『おおっ』と声を漏らした。
「薄いパープルの下着か。すげぇそそられるな……」
両肩が晒されると、彼が頸から唇を這わせて右肩に唇を落とす。
キャミソール越しに揉み上げる手の動きが徐々に荒々しさを増し、膨らみの頂きに実る小さな果実を探し当てると、キュッと摘んだ。
「ああぁっ……そこ……だ……だめぇっ……」
奈美の身体がビクリと震え、首筋が露わになると、豪は、すかさず唇を寄せた。
節くれだった彼の指先が、布越しに乳首を摘んだまま、彼女の耳元に甘やかな声音で囁く。
「ダメじゃないだろ? 気持ちいいんだろ?」
奈美の反応を楽しむように、豪は丹念に、布越しに尖端を摘んで捏ね回す。
(今日の豪さん……やっぱり意地悪だ。やたらエッチなワードばかり言ってくる……)
「あぁんっ……んあっ…………はあぁっ」
筋肉質の身体にもたれかかる体勢で見上げると、豪が奈美の唇を奪い、舌を滑り込ませてきた。