テラーノベル
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はろひにゃです。
はい、プロローグということでですね。
12月からこの物語を中心に投稿していきますのでサボっていたことは許してください…
ではスタート
プロローグ:秘密のふたり
高校生活は、いつも通りの日常のはずだった。
でも、あすたにとってはちょっと特別だった——
隣の席に座るじおるが、他の誰よりも可愛くて、仕方がないからだ。
あすた(俺、じおるのこと考えすぎだろ……。でも可愛いんだよな……ほんとに……)
あすたは剣道部のエースで、クラスでは誰もが知る人気者。
ファンクラブができるほどモテる。
でも、その人気の影で、じおるだけは特別な存在だった。
じおる( 僕……ほんとうにあすたくんのこと好きなんだな……)
じおるは地理が大好きで、頭が良くて、丁寧で照れ屋。
でも、あすたの前では素直で甘えてしまう自分を隠せない。
そして、あすたを“あすたくん”と呼ぶたびに、心臓が跳ねるのを感じていた。
二人はクラスメイトには、ただ仲の良い友達として見られている。
恋人同士だという秘密は、まだ誰にも知られていない。
でも、放課後の図書室や、帰り道の校庭、そして勉強会——
二人きりになるたび、少しずつ距離が縮まっていく。
あすた「俺、じおるのこと……守りたいし、ずっと一緒にいたいんだよな」
じおる「わ、わたしも……あすたくんのそばに……ずっと……」
そう思いながらも、二人は小さく笑って、
誰にもバレないように、秘密の距離感を楽しむのだった。
この物語は、学校の片隅で誰にも知られず、ただ二人だけの世界で繰り広げられる、赤面と照れと甘さの秘密の恋物語である。
はい、以上になります。
ではおつひにゃです。
コメント
2件
好 き っ す 。