テラーノベル
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俺は中学に行った。
一人で登校する。
ガラガラ…
みんな振り向いてもくれない。
ガラガラ!
「お!きたきた〜wこっち来いよ〜」
なんでだよ。
みんなには反応するのに、なんで俺には反応しないんだよ。
勉強も、スポーツも、そこそこ頑張ってるんだよ?
褒めてくれないの?
俺は、サッカー部だ。
バシュン!
ピー!
「ナイス〜」
「もう一本、頼むぜ!」
なんで?
なんで、みんな褒めてもらえるの?
俺は、何本シュート決めたら褒めてもらえるの?
頑張って、決めた。
何本も、決めた。
MVPにだって、なった。
なのに…なんで…なんで…!
ガチャ
「ただいま」
返事がない。
今日はみんないるのに。
せめて、おかえりくらいは言ってよ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜w」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜💢」
みんな楽しそうだな
ガラガラ…
ああ。
こっちを振り向いてくれさえもしない。
すぐ自分の部屋に入る。
「はぁ」
ため息をつく。
宿題でもするか…
〜夜〜
※兄=翔(かける)(翔「〇〇」)(一番上)
姉=翡翠(ひすい)(翡「〇〇」)(二番目)
弟=琉生(るい)(琉「〇〇」)(四番目)
翔「お前ら、寝るぞ〜」
「はーい!/ねむー/…」
翡「おやすみ!翔兄さん!琉生!」
琉「おやすみぃ」
なんだよ。
俺の名前も呼んでくれないのかよ。
兄弟だろ?
かまってよ。
まあいいけど…
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