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_これは 嘘の下手な君と
鈍感な俺の物語_
sk side
今日は彼女の亮平に2人で会う日。
会うとは言っても、亮平に呼び出された。
大きな桜の下に向かって歩いてる所
sk 「おまたせっ!待ったー?」
ab 「んーん、さっき来たところだから、」
sk 「で、どした?」
ab 「…大ちゃん、」
“別れよ”
頭が真っ白になった。
sk 「へ、?どし、て、」
ab 「…嫌いになった、」
sk 「…そ、か」
ab 「それだけ、またね_」
ab 「ごめんね、(ボソッ」
亮平は俺の横を通って行った。
そこから先は覚えていない。
気付けば楽屋にいた。
nb 「佐久間ー、おせーぞ、」
sk 「…あ、ごめーんっ!」
fk 「あべちゃん、遅いね、」
数分たっても亮平は来なかった。
コンコンッ、
社長 「入るぞ、」
突然社長が入ってきた。
社長「今日、阿部はsnowmanを
事務所を引退した、」
sn 「え、?」
社長「もっと言えば阿部は亡くなった。」
hk 「それって、いつ…?」
社長「ついさっきだよ、病気で余命を持ってたみたい、」
知らなかった…
亮平に病気があることも、
彼氏失格だ…今は元カレだけど、
ru 「…佐久間くん、知ってた、?」
sk 「…さっきね、亮平に振られちゃったの、
病気については今知ったかな、」
亮平は苦しそうな顔で俺を振った。
mg 「あべちゃんは佐久間くんを、傷つけないように言ってなかったのかもね、」
sk 「へ、?」
mg 「…もし、自分が病気で死ぬってなったら、彼女に言う、?」
sk 「言わない…かも、悲しませたくないから、」
mg 「うん。あべちゃんもきっとそうだったんだよ、」
fk 「でも佐久間良かったな。
死ぬ前に彼氏に会えたんだから」
sk 「…」
家に帰ってから亮平にもらったプレゼントを見ていた。
付き合って1ヶ月の時にくれたネックレス。
水族館でお揃いにしたキーホルダー。
1年記念で買ったピアス。
マフラー
マグカップ
服
帽子
メガネ
他にも沢山
sk 「っ、(泣」
いつの間にか涙が溜まっていた。
亮平へ
聞こえますか?
亮平が隣にいなくても
頑張るから、
忘れないから
俺の成長、見守っていてね、?
最期に貴方へ向けて
1番の嘘を送ります。
大っ嫌い
“優しい嘘”
𝐹𝑖𝑛.
さっき友達とグルラしてたらさ
僕だけ無視された。
かなちいけど
しょうがないよね、