5月5日
朝からメンバーが「おめでとー!」と声をかけてくれたけど、俺の恋人だけ、なぜか一言も言ってくれなかった。
ちょっと寂しくなりかけたとき、マネージャーがぽんっと俺の肩を叩いた。
「深澤、今日は早上がりだから。後で岩本に連絡して」
名前を出された瞬間、胸が跳ねた。
よかった…。
夕方
指定された場所に向かうと、小さなレンタルスタジオの前に、照が立っていた。
💛「来てくれてありがとう。こっち、こっち!」
にこっと笑って、俺の手を引く。
スタジオの扉を開けると、そこは──
ケーキ、風船、手作りぽい飾りつけ、そして俺の写真入りのスクリーン。
💜「全部……照が?」
💛「うん、へたくそだけど……ふっかが喜んでくれたらいいなって思って」
胸の奥がじんわり温かくなって、何かが溢れそうになった。
💜「……っ。こんなの、嬉しいに決まってんだろ」
ぼそっと言った言葉に、照が少し顔を赤らめていた。
💛「今日はもっと特別なことしたいんだけど、いい?」
💜「……え?」
そう言って近づいてきた顔が、あまりに真剣で…
反射的に目を逸らした。
けど、すぐにそっと顎を持たれて、視線を戻される。
💛「ふっか……誕生日、おめでとう」
そしてゆっくりと口付けをされた。
唇が触れた瞬間、息が止まりそうになるくらい、優しくて、熱くて。
まるで、何かの前触れみたいな、そんなキスだった。
途中で切ってしまいすみません。
次は🔞が入ります。
コメント
2件
きゃー🫣🫣🥹