メリア「正確な場所がわかってないってどういうことですか⁉︎」
エル「んーいやぁ3つの場所までは特定できたんだよぉ?でもさーなぁんかそこらへん行くと僕の魔法が遮られるっていうかー視界が真っ暗になるというかー」
フレーク「まぁとりあえず3つの場所までは特定できてるんですね?」
エル「うん。そうだよー。でもぉそこらへんで何か障害物みたいなものにあたるんだよねぇ」
メリア「障害物?」
エル「うん。ま、考えても仕方ないものは考えない方がいっかー。とりあえずその3つの場所をしらみつぶしに探して行ってよ。」
フレーク「まぁ3つに絞れただけでも十分…か…」
少しフレークはエルに呆れている。
エル「あーでもねぇ。そこまでの道のり結構危ないし。幻影獣も、うじゃうじゃいるしでねぇ。やばいからさ、この村でいろいろ準備して行きなよ。でもこの村も危険になるかもだからさ。早めに出発したほうが良いかもねぇ。」
フレーク「あ、はい。わかりました。ありがとうございます!」
エル「あ、後これお金とここの地図。多分お金なんかないでしょー?君たち。」
中を見てみると
フレーク「え!こんなに?いいんですか?」
エル「いいよいいよー僕お金持ちだからさ。」
フレーク、メリア「ありがとうございます!」
そして俺たちは村を探索することにした。
武器屋にて
フレーク「まぁまずは武器…だよな。」
メリア「そうだね。兄さんは何にするの?」
フレーク「まぁ俺は剣かな…」
メリア「ふふっ兄さん昔から剣の扱い上手かったよね。」
フレーク「あぁ。まあな。」
フレーク「メリアは何にするんだ?」
メリア「んー。私はこれかな!」
と言いながらメリアは銃を手に取った。
フレーク「え?メリア。銃なんか使えたのか?」
メリア「うん!兄さんに秘密で練習してたんだ!命中率100%…かも?」
メリアは笑っている。
そういや、メリアの笑い顔なんて久々に見たな…
それから少したって…
フレーク「よし!まぁ買い物はこんくらいだな。」
メリア「結構買ったねぇ回復薬」
フレーク「まぁ、これがないと旅は始まんねぇよな。」
フレーク「んー。時間余ったし…どっか行くか?」
メリア「え、いいの?」
フレーク「あぁ。」
メリア「やったー!」
それから俺はメリアに連れられて…
メリア「私、ここ行きたいって思ったんだよね。さっき兄さんと通り過ぎた時めっちゃ美味しそうだなーって思ったんだぁ。」
フレーク「そうか。入るか?」
メリア「うん!」
数十分後…
美味しそうに食べるなぁと俺は思った。
メリア「?兄さんは食べないの?」
フレーク「あぁ。俺はメリアが食べてるのみるだけで十分だよ。」
メリア「えぇ…」
メリアはとても困った顔をした。
だが少ししたらもう楽しそうな顔に戻った。
数十分後…
店から出て
メリア「美味しかったー」
フレーク「よかったな。じゃあ帰るか」
メリア「うん。」
メリアが少し悲しそうな、寂しそうな顔をしたように見えた。
数十分後…
エルの家に着いた。
エル「遅かったなー。ちゃんと買い出しできたぁ?」
フレーク「はい。」
エル「おぉ、結構買ってきたねぇ。んで、出発はいつにするのぉ?」
フレーク「出発は…2日後にします。」
エル「そうか。わかった。ゆっくりしていきなー。」
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