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📩 相談
高校二年生・仮名:Rさん
優しくしてほしいのに、素直に受け取れません。
誰かが心配してくれると、うれしいはずなのに、
“どうせ一時的でしょ”って思ってしまいます。
本当は甘えたいのに、怖くて距離を取ってしまう。
どうして、優しさが怖いんでしょうか。
遥 「……オレも、それあった。
“優しさ”が一番怖かった。
だって、それに慣れた瞬間に
また失うのがわかってたから。
あの温度に、もう二度と戻れない気がしてさ」
蓮司 「優しさって、意外と残酷なんだよな。
もらうと、心が少し柔らかくなる。
でも、いなくなった時、
その柔らかいところだけが痛むんだ。
だから最初から、触れたくなくなる」
日下部 「……Rさんが怖いのは、
“優しさ”そのものじゃない。
それを信じた時に、壊れる経験をしたからだと思う。
人の温度って、一度裏切られると、
もう簡単には信じられなくなるから」
遥 「“甘えたい”って思えるの、ほんとは強いことなんだよ。
ちゃんと心が生きてる証拠。
怖くても、それが出てきてる時点で、
少しずつ“受け取り方”を思い出してる」
蓮司 「優しさを受け取れない時は、
無理に受け取らなくていい。
ただ、“怖い”って気持ちをそのまま抱えておく。
それも、心がほどける準備のひとつだから」
日下部 「……優しさを拒む自分を、
“冷たい”とか“歪んでる”と思わなくていい。
それは、過去にちゃんと痛んだ人の反応だ。
優しさをもう一度信じられるようになるには、
まず“怖い”自分を否定しないことから」
🗝 三人からのことば
遥 「優しさが怖いのは、
それを失った痛みを知ってるからだ」
蓮司 「“受け取れない”のも、ちゃんとした反応。
心が、もう一度立ち上がる準備をしてるだけ」
日下部 「“優しさが怖い”と思えるのは、
まだ誰かを信じたいと思ってる証拠だ」