深澤side
 
 いま、SnowManで一番暇な俺。
 
 だからこそ、流亜ちゃんとのデートは一日中できる‼️
 
 イェーイ‼️わら
 
 そんなことを家でやってたら、もう時間。
 
 かんっぺきなビジュで、お姫様を迎えに行く____
 
 流「ふっかさんっ、!」
 
 深「今日はデート、だからね。辰哉で」
 
 
 人をキュンキュンさせるのは得意。なはず。
 
 だって、仕事だもん…
 
 させられてんのかわかんないけどね、
 
 
 流「辰哉……///」
 
 そうやって照れてんのも、世界一かあいい。
 
 それを毎日思うたびに、幸せな顔になる。
 
 流「で、どこに行くんですか、?」
 
 深「敬語も、ね。」
 
 流「……えぇ、はぁい、」
 
 流「…じゃあ、辰哉…も、流亜って呼んでね、?」
 
 
 …ほんと、どこまでかあいいの?
 
 止まんなくなる。
 
 深「笑、今日はね、連れて行きたいとこがあるの」
 
 流亜と出かけるたびに思う。
 
 免許取っておけばよかった……
 
 デートでタクシー使う男なんてどこにいるんだ、わら
 
 運転手「着きましたよ、」
 
 2人「ありがとうございます!」
 
 
 深「ここ」
 
 流「アクセサリー、屋さん、?」
 
 深「そう、でさぁ、」
 
 ずっと流亜にあげたかったものがある。
 
 サイズ測らないとわからなかったから。
 
 
 
 深「指輪、どれがいい?」
 
 
 
 
 もし付き合って結婚するときに指輪のサイズ知らなかったら、サプライズできないからね。わら
 
 
 流「え、?」
 
 深「流亜に指輪あげたい。その綺麗な指に似合うやつ。」
 
 そう言って、繋いでいた手を挙げる。
 
 細くて、綺麗で、守ってあげたくなる、手。
 
 深「デザインも、決めていいよ」
 
 
 流「これ、可愛い…って、値段全然可愛くない…」
 
 深「大丈夫、大丈夫。ファンなら俺の金遣い知ってるでしょ?笑」
 
 流「……そう、かもね、笑」
 
 
 流「これが、いいです。値段は、みなかったことに…。」
 
 深「50万?それでいいの?気に入った?」
 
 流「はいっ、」
 
 深「じゃあ、これ4個ください、」
 
 
 流「‥4個?」
 
 
 深「ん?まぁ、誰かにあげよっかな、って、」
 
 流「へー、」
 
 
 嘘だよ。
 
 
 プロポーズの時、思い出してね。
 
 俺以外、選ばないでね。
 
 お願いね。笑
 
 
 深「200万…クレジットで」
 
 流「……」
 
 すっごい引いた顔でみてる。
 
 笑、安い買い物だよ。愛が買えるならね。
 
 
 近くにあった公園に向かう。
 
 
 そこで、買ったばかりの指輪を、流亜の指にはめる。
 
 右の薬指。
 
 いつか、反対側にも同じ指輪が並ぶといいな、なんて思いながら。
 
 もう、帰る時間かな。
 
 最後に、ちょっとからかってみたくなった。
 
 深「これ男性恐怖症克服デートだからね。抱きついてみる❓わら」
 
 
 深「無理か、男s…」
 
 深「……っ、」
 
 
 抱きつかれていた。
 
 流亜から。
 
 俺を包み込むその指には、俺が買った指輪。
 
 こんな幸せ、どこにあるんだろう。
 
 もう、ムカつくくらい、愛してるよ。
 
 
 
 深「……かえろっか、」
 
 流「うん、」
 
 深「……帰りたくないとか言わないんだ?笑」
 
 流「…帰りたくない、」
 
 
 深「……」
 
 
 深「じゃあ、連れ去っていい?お姫様。笑」
 
 
 
 
 
 あの後、連れていったのは、夜景が綺麗な場所。
 
 都会の光と、夜の暗さが、いいかんじ。
 
 流亜の横顔が綺麗に映る。
 
 俺のものになる日はいつ来るんだろう、って。
 
 心の中に俺を置いておいてね。
 
 ……君が欲しい、keeping in my heart.
 
 
 流亜side
 
 
 夜景が綺麗な場所に連れて行ってもらった。
 
 とっても綺麗。
 
 だけど、なぜだろう。
 
 隣にいる人の横顔から目が離せない。
 
 推しなのに。
 
 優しくて、かっこよくて、いつも元気をくれて。
 
 近づいたら、もっと優しくて、カッコよくて。
 
 テレビとか見たら嫉妬しちゃって。
 
 キラキラ輝く夜景はまるでふっかさんみたいで。
 
 いっつもドキドキさせられて。
 
 自分もドキドキさせようなんて思って抱きついたら、さらにドキドキさせられて。
 
 もっと、もっと好きになってく。
 
 もう、逃げられない。
 
 これは、恋だ____
 
 
コメント
4件
ふっかと結ばれるのか否か…。