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中学二年生・仮名:Hさん


テストや部活でちょっとでもうまくいかないと、

「自分なんてダメだ」ってすぐ思ってしまいます。

友達には笑ってるけど、家に帰ると自己嫌悪でいっぱいです。

どうしたら自分を嫌いにならずにいられるんでしょうか。




遥 「……それ、オレも中学のときずっと思ってた。

“うまくいかない=自分がダメ”って決めつけちゃうんだよな。

でも、今振り返ると“結果”じゃなくて“気持ち”をちゃんと見てあげることが大事だった」


蓮司 「失敗した“事実”と“自分の価値”は別物なんだよ。

Hさんはきっと真面目だから、うまくいかなかったときに全部自分に背負わせてる。

でもそれって、むしろ“頑張ってる証拠”なんだ」


日下部 「……“自分なんて”って言葉、心の中で繰り返すほど、自分を追い詰める刃になる。

だからせめて心の中で“今の結果は悔しいけど、オレはダメじゃない”って言い直してほしい。

小さな言葉の置き換えが、自分を守る力になる」


遥 「オレは“今日ダメだったとこ”じゃなくて“今日できた小さいこと”をメモしてた。

“部活で後輩に声かけた”“授業中ちゃんと聞けた”とか、それだけでだんだん見え方が変わった」


蓮司 「そうそう。完璧じゃなくても、できてることは絶対あるからな。

それを見つけてあげるのって、自分にしかできないんだよ」


日下部 「……Hさんの“自分を責める心”は、人に優しい人の心と紙一重。

だからこそ、その優しさをまず自分に向けてあげてほしい」




🗝 三人からのことば


遥 「“ダメ”って決めつけないで、できたことに目を向けてあげて」


蓮司 「失敗と自分の価値は別物。真面目さは、Hさんの力だよ」


日下部 「“ダメだ”の代わりに、“悔しいけど頑張った”って心の中で言ってみて。

その言葉がHさんを守ってくれる」



無名の灯 答えを持たない相談室2

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