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#家族パロ
ゆのでい🍄🩵

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#家族パロ
コメント
1件
ああもう樹くんカッコよすぎか!!😭💕 「ケンカは止めたけどゴミ箱蹴り飛ばした」のオチに笑ったし、その後の子どもたちへの優しさとか担任の先生の台詞とか…エモすぎて鼻血出るわ🫶 樹くんのツンデレっぷりと家族の空気感がたまらんのよ…次は停学になるのかな?続きめっちゃ気になる!!
夕方。
木村家のリビングには、重たい空気が流れていた。
テーブルの前には――
高一の樹。
金髪。
ピアス。
足を広げて座る姿は完全に不良。
だが顔はめちゃくちゃ不服そうだった。
「……だからオレ悪くねぇって」
「先生三人から電話きてんだよ」
拓也が低い声で言う。
その横で優吾がスマホを見ながら説明した。
「“廊下をバイク音出しながら爆走”」
「チャリな?」
「“窓から購買パンを釣ろうとして騒ぎ”」
「効率重視」
「“授業中に筋トレ大会開催”」
「男子全員ノった」
「全部ダメなんだよ」
風磨が即ツッコむ。
ソファでは涼介が腹抱えて笑っていた。
「樹マジでおもろすぎる」
「笑い事じゃねぇ」
拓也は頭痛を堪えるようにこめかみを押さえた。
「しかも最後」
優吾が読み上げる。
「“教師に向かって『テメェさては更年期だな?』と発言”」
一瞬、静寂。
風磨が吹き出した。
「アウトすぎるだろ」
「だってイライラしてたから!」
「思っても言うな」
☆
その時。
ピンポーン。
「……誰だ」
嫌な予感しかしない。
玄関を開けると、そこには――
樹の担任が立っていた。
全員固まる。
「こんばんは木村さん…」
「すみませんほんとに」
拓也が即謝る。
だが担任は疲れ切った顔で言った。
「今日は樹くんを怒りに来たわけじゃなくて…」
「?」
「彼、ケンカ止めたんです」
一同「え?」
担任がため息混じりに話し始めた。
「上級生が一年を囲んでて。樹くん、“ダセェことしてんじゃねぇ”って止めに入って」
風磨がニヤッと笑う。
「っぽい」
「でも止め方が問題で…」
「はい」
「ゴミ箱を蹴り飛ばしました」
「やっぱダメじゃねぇか」
☆
担任は苦笑した。
「ただ、あの場で助かった子はかなり感謝してました」
樹は気まずそうに視線を逸らす。
「……別に」
「あと」
担任が少し笑った。
「“先生来るまでオレが見てるから泣くな”って」
リビングが静かになる。
風磨が樹を見る。
拓也も。
優吾も。
樹は急に居心地悪そうになった。
「……なんだよ」
その時。
大我と北斗が駆け寄る。
「じゅりにぃヒーローじゃん!!」
「つえーー!!」
慎太郎まで拍手した。
「ひーろー!」
ジェシーはキラキラした目。
「じゅりにぃ かっけぇ…」
康二も小さく頷く。
「……やさしい」
樹は完全に照れた。
「うっせぇな!!」
風磨が爆笑する。
「顔真っ赤じゃん」
「うるせぇ金髪!!」
「おまえも金髪だろ」
☆
その夜。
拓也はこっそり担任に頭を下げた。
「……すみません、バカで」
担任は笑った。
「かなり問題児ですけど」
「はい…」
「でも、いい子ですよ」
その言葉に。
拓也は少しだけ、嬉しそうに笑った。
――――――――――――――――――――――
END