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📩 相談
高校三年生・仮名:Yさん
周りが進路を決めていく中で、自分だけ何も決められないまま時間が過ぎています。
焦る気持ちはあるのに、どこか自分事として考えられなくて。
「やりたいことがない自分」って、この先大丈夫なのか不安です。
遥
「オレも同じだった。
“夢は?”って聞かれても、何も浮かばない自分にびびった。
周りがキラキラ見えて、自分だけ止まってるみたいでさ」
蓮司
「夢ってさ、“今すぐ見つけろ”って言われても出てこないもんだよ。
まわりのスピードと比べるほど、余計に動けなくなる。
何も決められない時間もちゃんと意味がある」
日下部
「……Yさんが焦るのは、未来をちゃんと考えたい気持ちがあるから。
“何がしたいかわからない”って認めてる時点で、
もう一歩、進んでると思う」
遥
「オレは“やりたいこと”じゃなくて、
“これだけはイヤじゃない”をノートに書いてった。
それを集めたら、ちょっとずつ道が見えたんだ」
蓮司
「うん。小さな興味や“なんか好きかも”を集めてくと、
後からつながることって多い。
それって夢の種みたいなもんだ」
日下部
「……Yさんはもう“自分のことを知ろう”としてる。
その姿勢があれば、進むスピードは人と違っても大丈夫だよ」
🗝 三人からのことば
遥 「夢は“見つける”より“育てる”もの。
今はまだ種を持ってるだけで十分だ。」
蓮司 「人と比べなくていい。
歩く速さは、自分で選べる。」
日下部 「“わからない”と向き合える人は、
きっと自分の道をちゃんと見つけられる。」
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