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あの後カルエゴ先生の授業を受け、
次はバルス・ロビンの授業を受けた…が……めっちゃ話しかけられて鬱陶しかった…しかも皆に笑われてたし…目立っちゃったじゃんか!!
本当に朝から疲れる…
そして今お昼の時間で、私は今秘密の場所にいる
まぁ、秘密の場所というか、私が見つけた場所だけど
霧谷「…やっぱりここは落ち着く…」
周りは木で沢山、そして葉っぱの隙間からの日差し、目の前には湖
私の唯一の安心出来る場所
霧谷「日差しが…暖かいな………」
少し目を閉じると、そのまま眠りについてしまった。
私は夢を見た。
小さい頃の夢だ、研究施設にいた頃だ
苦い思い出しかない。でも、この子と出会ってから私に笑顔を教えてくれた。
ユキ「ね〜生きてる〜?」
「……ん…だ、れ…?」
ユキ「ウチはユキ!曖昧ユキ!」ニコ
「…あいま…ゆき…?」
ユキ「そう!アンタは?」
「わたし……」
ユキ「名前ないの…?」
「だって…実験動物(私達)は数字で呼ばれてるし…」
ユキ「自分で名前付けたらいいじゃん!」ニコ
「…わたしそうゆうの知らない」
ユキ「えー…じゃあウチが付けてあげるよ!」ニコ
この子は本当に明るい子だった、実験で酷い目にあってるのに、こんなに明るく居れるんだって。
でも、本当の自分を隠しているような感じだった。
ユキ「分かった!!霧谷スズラ!!ってのはどう?!」ニコ
「きりたに…すずら…それがわたしの名前…」
ユキ「も、もしかして変だった?!」
霧谷「ううん…凄く良い…笑」ニコ
ユキ「…!初めて笑ってくれた!」ニコ
霧谷「え…?」
ユキ「じゃあ…これからよろしくね!スズラ!」
「…ちゃん………!…タ二ちゃん……!」
誰…?
「キリタニちゃん!!」
霧谷「……あ、れ………私…いつの間に…寝ちゃって…」
ロビン「キリタニちゃん大丈夫!?体調とか悪いの!?それとも怪我してたの!?」
この悪魔私の事心配してるの?
私はそうゆうの求めてなんか…ない
霧谷「ご心配なく…もう大丈夫です」
早く教室に戻ろ、カルエゴ先生に怒られそうだし
ロビン「ちょッ!?ちょっと待って!!」
立ち去ろうとした瞬間、バルス・ロビンが私の腕を掴んだ。
霧谷「ッ!?」((バッ
私は急いでその手を振り払った
ロビン「あ、ご、ごめん…でも!念の為保健室に行った方がッ──」
霧谷「ッ余計なお世話です!!!」
思わず私は
ロビン「きり、たにちゃん…?」
霧谷「…らいだ……」
ロビン「え…?」
霧谷「…ッお前らなんか…大っ嫌いだ……!」
ロビン「……!!」
霧谷「…!…ッ」((立ち去る
はっとして、私はその場から離れた。
私はアブノーマルの教室に戻り、誰もいない教室でいつの間にか泣いていた。
霧谷「ッ…泣」
言ってしまった…でもこれは本音だ、別に良いんだ、元々私は彼奴も…バルス・ロビンや他の悪魔たち…そして、人間が大っ嫌いなのだから。
なのに…なんで泣いてるんだよ…気持ち悪い、吐き気がするほど気持ち悪い…自分の顔にある模様も…全部が気持ち悪い…触られた腕も…全部…
私は誰もいない教室の中、泣きながら
うずくまった。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝