テラーノベル
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ゲームのキャラや物語の登場人物。
みんな夢や希望を持って未来に進もうとしている。
だから、美しい。
…それに対して、私はどうだ?
薄暗い中で唯一見える1本のロープ。
1つの大きな輪が、私を呼んでいる。
キャラクター達は夢や希望、願いを持っている。
どんなに苦しくても前に進んで苦しんだ分の幸せが待っている。
ハッピーエンド。
たまにバットエンドもある。
でも、珍しいの一言で終わり。
バットエンドがあるからハッピーエンドは輝けるのだ。
これが私の考え。
いつまでも待たせるのはロープに失礼だ。
大きい輪の中に頭を入れ、自分でその輪をきつく絞める。
自分の意思で足を上げ、宙にぶら下がる。
足を下げないようにと自分に言い聞かせて。
思ったより声は出ないがそれ以上に苦しい。
頭がふわふわしてくる。
でも、足を下げて深呼吸をしようなんて思わない。
目の前が白くなっている気がする。
ゲームで、天国とか死ぬ時とか、やたら白いけど死ぬ時って本当に白くなっていくのか。
だんだん、目を閉じている感覚がしてきた。
私は今、自分の願いを叶えようとしている。
だから、わたしは、いま、うつくしい。
コメント
2件
確かにゲームのキャラや物語の主人公達は夢や希望を抱いて日々精進してるよね……🙄🙄 自ら自分を苦しめて最終的には楽にさせたのは読んでて辛かったけど“私”にとってそれが自分自身の幸せならそれでもいいのかな、とかやっぱりそーゆーのはダメだよ、とかいろいろ複雑な言葉が混ざりあってる……💦
「そんなこと、許されると思っているの?」